世界攻略の箱

Ninja250sl赤ニンジャおじさんは今日もゆく

奥只見シルバーラインいこうぜ!!

はい、ども。

 

 

ホワイトアウト

という映画をご存知だろうか?

 

 

ホワイトアウト』は、真保裕一サスペンス小説。日本最大のダムを占拠したテロリストから、人質を救うべく立ち上がったダム職員の活躍を描く。

タイトルの「ホワイトアウト」とは、激しい吹雪により視界が奪われ、雪煙によって数メートル先さえ見えなくなり、自分の位置が全く分からなくなってしまう状態のことをいう。

2000年織田裕二主演で映画化され、また、漫画化もされた。

 

by  wikipedia

 

 

俺はこの映画の大ファンで、

小説、漫画、映画と読見漁った。

 

 

そんなホワイトアウトの舞台となるダムのモデルこそが、

今回行く奥只見ダムである。

 

 

 

奥只見ダム(おくただみダム)は、福島県南会津郡檜枝岐村新潟県魚沼市に跨る、一級河川阿賀野川水系只見川最上流部に建設されたダムである。

 

 

秘境オブ秘境。

 

 

そしてここは、

バイクでは行けない場所なのだ。

 

 

二輪車は終日通行止め。

自転車も歩行者も通ることは出来ない。

 

 

奥只見ダムへ行くには、

クルマでなくては到達出来ない。

 

 

なぜか?

 

 

 

奥只見ダムは秘境、大自然の真っ只中にある。

建設するための道はどうする?

定石ならば、山沿いに峠道を建設する。

 

 

しかし、当時の日本人は……、

 

 

山をブチ抜く、トンネルをなんと19本も建設。

全長22.6kmうち18.1kmがトンネルの

 

奥只見シルバーラインを完成させた。

 

 

 

奥只見シルバーライン区間のトンネルには急カーブ・急勾配・素堀部分・湧水が随所にあり、さらに交差点がトンネル内に設けられているなど、一般にみられるような道路トンネルとは大きく異なる極めて特徴的かつ特異なものとなっている。また、奥只見シルバーライン二輪車、軽車両、歩行者は通行禁止で、1月下旬 - 4月中旬に冬季閉鎖となる

 

 

by    wikipedia

 

 

 

いや、この道を走りたかったんだ!!

映画ホワイトアウトでここロケ地になってるんだよ!!

 

 

まるで異界へと繋がってそうなトンネルは

しかし、

 

 

路面は全面地下水で濡れている。

これが二輪車全面通行禁止の理由だ。

ツルツル滑って危ないのである。

 

 

ちなみに、

 

 

奥只見シルバーライン入り口にトイレありの無料駐車場があり、

 

 

ここにバイクを止め、バスで向かえばバイクで来ても奥只見ダムまで行けます。

 

 

本数は少ないですが……。

 

 

奥只見シルバーライン自体も交通量は極小。

 

 

トンネル内には待避所みたいなスペースが何ヶ所もあります。

そして、トンネル内はめっっっちゃめちゃ涼しいです。むしろ寒いくらいです。

 

 

せっかく今回はクルマ旅。

ならば、クルマでしか行けない場所に行こうとここを楽しみにやってきました。

 

ちなみに、奥只見シルバーラインは無料。

豪雪地帯なので冬季通行止めはありますが、夏場は全面開通。夜間でも通ることが可能です。

 

 

ここにくるモノ好きはそういないので、

すれ違うクルマも僅かです。

 

18kmも薄暗いトンネルの中を延々と走ると、

感覚がおかしくなるというか……、本当に異界まで繋がっていそうな気分。

 

 

……ちょっと怖いです。

なので、窓を開けて大声で歌ってました。

 

 

よく響きます。

 

 

 

一本のトンネルとして繋がってるわけではないので、時折、外に出ます。

 

 

トンネルを出たり入ったり、

よくもまぁこんなところに道を作ったもんだ。

 

 

 

奥只見シルバーラインを走り抜け、奥只見ダムまでやってきました。

ここが山深い秘境ということを忘れるほど観光地化しています。

 

さながら、

昭和時代、国道沿いのドライブインのような感じです。

 

 

丁度、お昼時だったのでダムカレーを頂こうと思ったのですが、『最高のカツカレー』というメニューに惹かれてそちらを頼んでみました。

 

 

分厚いトンカツですが、柔らかく。

カレールーともよく合います。

……この写真見てたらまた腹が減ってきた……。

 

 

腹を満たしたら、ダムの方へ行ってみます。

 

 

ダムへは登り坂を歩く必要があるのですが、

筋肉痛が響いて歩きたくないのでスロープカーなるものを利用しました。

 

片道 100円。

 

 

楽々。

 

 

ダム上部は風が心地良いです。

 

 

たけー。こえー。

 

 

 

奥只見湖は遊覧船で巡ることも出来るのですが、

本日は台風の影響により、全便運行中止だそうです。

 

 

 

 

 

奥只見電力館、ここではダムカードと来館記念のボールペンが貰えます。

奥只見ダムのことがよくわかる展示もあります。

 

 

そして、

 

 

 

ホワイトアウト関連グッズだ!!

うわぁ、懐かしい。持ってたよこれ!!

 

ホワイトアウトのラストシーンは

小説版、映画版、漫画版でそれぞれ違うんだよ!!

 

 

懐かしいなぁ。

 

 

 

あ、どうでもいいけど、

赤ニンジャおじさんは単行本派です。

 

 

 

………。

 

 

 

 

 

………ほんとにどうでもいいな。

 

 

 

では、さらばだ!!

秘境 奥只見ダムよ!!

 

 

おっと、忘れるところだった。

 

 

 

奥只見シルバーライン、攻略!!!!

 

 

 

さてさて、

いよいよもって台風7号が日本列島を蹂躙するのでね。

今回の旅はここまでにして、我が家へと帰りますよ!!

 

 

 

国道17号をひたすら走り、埼玉県へ。

 

 

 

2023年 お盆休み~台風を回避し、自転車で行ける最高地点を目指せ!!~

全行程

 

 

8月12日

移動日。仕事が終わり次第、軽自動車ウェイクにて長野県を目指す。

クルマ移動の特権、車中泊を駆使しPAにて就寝。

 

 

8月13日

自転車でいける日本最高地点、【乗鞍エコーライン】へと折り畳み自転車プラぱちで挑む。滝のような汗を流し、ぺダルを回し、挫けそうになるもこれを走破。

日本最高地点に到達。森林限界を越えた天上の楽園の景色は忘れられない。

下界へと戻り、再びPAにて車中泊

 

 

8月14日

あの景色をもう一度見たい。そう思い、再び乗鞍へ。

今回は自転車ではなく登山。日本百名山が一座【乗鞍岳】へと挑む。

前日の晴れとは打って変わって曇りと強風。山頂へなんとか到達したものの展望は無し。まぁこういう日もあるさ。

連日の運動により、体は筋肉痛になる。下山しPAにて車中泊

 

 

 

8月15日

思うように体が動かない。しかしせっかく新潟県にいるので観光へ。

【苗名滝】へ向かう。美しさよりも迫力の水量で轟々流れ落ちるタイプの滝は圧巻。

少しでも近くで見ようと奮闘するも、筋肉痛で足を上げるのもツライので遠くから眺めるスタイルで落ち着く。

さらに映画『ホワイトアウト』の聖地、奥只見ダムへ向かう。

奥只見シルバーライン】を通り、異界への入り口を連想する。

山奥の秘境にこれほど巨大なダムを建造する技術力もさることながら、山をいくつもブチ抜く日本のトンネル技術はちょっと恐怖すら覚える。

その後、台風7号が日本列島を縦断するため、大事をとって我が家へと帰還す。

 

 

 

以上!!

 

 

 

今回クルマ旅ということで車中泊で巡ったわけですが、安いです。

バイクでキャンプするよりも安かったです。

夏場ということで車中泊は暑さとの戦いになるのですが、高速のPAならばエンジンをかけてエアコンを使ってもうるさいと怒られることはないので、寝苦しさを感じたらエアコンをかけ、涼しくなったらエンジンを切りで快適に眠れました。

 

 

それと自転車ヒルクライムや登山をして疲れ果てていても、テント設営しなくても駐車したらそれでもう横になれるのは最高でした。

雨も楽に回避出来る!!

 

 

ただ、

 

 

 

冒険感は薄いですね……。

 

 

 

でも体的には随分と楽なんで、

定年後はクルマで日本一周とかアリかもしれない……。

 

 

 

日本一周かぁ……。

 

 

 

 

これだけあっちこっち行ってると既に日本一周分くらいはしてるかもしれない……。

 

 

 

 

 

今日はここまで、

次回にご期待ください。