世界攻略の箱

Ninja250sl赤ニンジャおじさんは今日もゆく

エサヌカ線いこうぜ!!

はい、ども。

 

 

宗谷岬

 

 

バイク乗りが一度は目指す日本の最北端。

俺もバイクに乗り始め7年、ようやくこの地を踏むことが出来た。

 

 

感無量である。

 

 

ここから先に道はない。

ここからは全て帰り道だ。

 

 

 

…………。

 

 

 

 

 

戻るのかぁ……。

 

 

高い所に登って降りれなくなった猫の心境って感じです。

では、前回からの引き続きです。

 

 

日本最北端自販機にて、茶をしばく。

実際にここまで走ってきたから解るのだ。

 

帰り道の現実を受け入れられない。

 

 

フェリー!!

どこかフェリーに空きはないか!!

 

大洗港?ダメか!!

新潟港?ダメか!!

仙台港?ダメか!!

 

 

ゴールデンウィークの繁忙期に空いてるはずもなく、

行き同様、津軽海峡フェリーを予約。

 

 

逆にこの繁忙期に予約が余裕で出来る津軽海峡フェリーは優秀だ。

 

じゃ、

 

 

 

今日は宗谷岬から函館までブチ抜きますよ。

 

 

…………。

 

 

 

楽しくなってきたぜ!!

 

 

まずは給油。

ここ宗谷岬にあるガソリンスタンドは日本最北のガソリンスタンド。

 

 

日本最北端給油証明書、獲得!!

 

給油すると記念にもらえます。

貝殻はポケットとかに雑に入れていると簡単に粉々になるので注意です。

 

 

はぁ。

 

 

では、腹をくくって来た道を戻りますか……。

そう思い、ふと顔を上げると……、

 

 

…………。

 

 

いやこんな景色見えちゃったら、もう走りに行くしかないじゃん?

 

 

てわけで、ちょーっと遠回りになっちゃうけど、

エサヌカ線、行っちゃおうか!!

 

 

 

エサヌカ線。

 

 

全長約16㎞あり、途中2つのクランクがあるが、これを除けばひたすら一直線に牧草の中を突き抜ける道路。道路沿いには電柱や看板もなく視界を遮るものがないため、地平線を最大限に楽しむことができ、壮大な景色がライダーや観光客に人気です。前を向けばまっすぐな道が空に溶けていくような感覚になる絶景スポット!

 

 

by  さるふつ村観光協会

 

 

 

宗谷岬からそこまで離れてないので、

 

 

シカ飛び出しに気をつけて、

 

風車を眺めたりしてれば、

 

エサヌカ線、攻略!!!!

 

オロロンライン同様、何もない!!

個人的には陰のオロロン、陽のエサヌカって感じです。

 

 

パソコンのデスクトップ画像みたい。

 

 

 

こうやって何にも無い道を走ってるじゃん?

すると地平線の向こう側からボヤーッと山が段々と有効視界に入ってきて姿を見せてくるの!!

 

 

さながら、オープンワールド系のゲームでワールドが作られてる感じ!!

俺は今、生まれて初めての体験をしている!!

 

 

 

うぇーい。

 

 

雲も晴れてきて、太陽が輪郭を現す!!

まるでこれから帰る道を明るく照らしてくれてるかのようだ!!

 

 

赤ニンジャよ、

これからも共に駆け抜けようぞ!!

 

 

 

エサヌカ線を寄り道して、ここからは本当に帰り道。

めっちゃ長いから一気にいきます。

 

 

天候、晴れ。

 

本当に来れて良かった北海道!!

 

滞在中は世話になったぜセイコーマート!!

 

寄り道して時間もないし、速度取り締まりも怖いしで道民はほとんど使わないであろう高速道路へ!!

 

ここは日本最北の料金所なんだって

だから、

 

料金所の管理棟駐車場に止めて、

 

到達証明書を発行してもらった!!

無料です。

 

 

高速を一気に駆け抜け、札幌へ!!

めっちゃ都会、さっきまで何にも無いエサヌカ線にいたのに!!

 

 

レッドバロン札幌にて、オイル交換。

 

 

総走行距離90000kmを突破!!

 

 

 

そして、めちゃくちゃ雨が降ってきた!!

うひー。

 

 

雨の中を突き進み、

東横イン新函館北斗へチェックイン!!

 

 

朝ダヨー。

 

 

新幹線なら4時間で埼玉県なんだよな……。

くっ!!

 

 

函館港で受付!!

 

匠の技で固定される赤ニンジャ!!

 

しばしの安息……。

 

そして到着、大間崎!!

 

 

 

 

大間崎?

 

 

 

 

ちょっと下北半島、走っとこうかなと思って。

青森港じゃなくて大間崎港にしちゃった(行きよりも距離が150kmくらい長くなる)

 

 

 

 

これぞ真のキャノンボーラー!!

 

 

いや、雨降ってきた。

やめとけば良かった。

 

 

 

ざばざば降ってきた。

やめておけばよかった。

 

 

下北半島、山が深いなぁ。

誰ともすれ違わないなぁ。

 

 

……俺は何をしているんだろう?

 

 

東横INN八戸駅前へチェックイン!!

今日中にもっと南下したかったけど、もう本州に入ったらどの地点にいてもその日のうちに埼玉まで帰れるから大丈夫大丈夫。

 

 

朝ダヨー。

 

じゃ、給油して東北自動車道を埼玉県浦和までブチ抜きますよ。

 

 

 

ブチ抜きました。

 

 

なんとか5月7日18時半に我が家へと辿り着きました。

これで明日、出勤できます。

 

 

 

2023年

GWキャノンボール全行程

 

 

5月2日

仕事を終え、22時頃出発。

憧れた宗谷岬への旅が始まった。

 

 

5月3日

夜通し走り、青森港へ到着。

無事に乗船手続きを済ませ、14時頃北海道へ上陸。

【城岱スカイライン】にて、北海道の雄大さを早くも実感。

キャンプ道具は持ってきたが、今回は時間との戦いなのでする暇がない。

快活クラブ函館昭和店へ。

 

 

5月4日

早朝から行動開始。ひたすら北上。

途中、【増毛駅跡】へ立ち寄る。

増毛という地名なだけで髪の毛にたいして何の効果もないが、オジサンは微かな希望にすがった。

さらに北上。

【オロロンライン】へ到達。

この場所も北海道にバイクで来た際には必ず寄ろうと思っていた場所。

圧倒的な何も無さに叫ぶことを止められなかった。

その後、【温泉民宿 北乃宿】へ。

生まれて初めての民宿体験であったが、快適であった。また行きたい。

 

 

5月5日

早朝から行動開始。

ついに日本最北端【宗谷岬】へと到達。

この日を何度夢見たことか、やっとやっと辿り着き感無量だった。

宗谷岬のオブジェが見えた時、来たぁぁぁ!!!!と叫んで周りの注目を浴びたのはしょうがない。

ここで来た道を戻るはずが思わず【エサヌカ線】を目指す。

正直、時間がないから堪能というほどではなかったが寄り道してよかった。

その後、函館まで戻り、東横INN新函館北斗駅店へチェックイン。

 

 

5月6日

無事に船に乗り、本州へと戻ってきた。

雨が猛烈に降ってきたため東横INN八戸駅前店へチェックイン。

チェックインした途端、雨が止んだ。雨に降られなかったら岩手県まで行けたのになぁ。

 

 

5月7日

東北道を埼玉県まで走り抜き、無事帰還。

 

 

 

 

もうキャノンボールはしたくない。

フェリーで行く。

 

 

 

今回の道の駅スタンプラリー

2018年 東北地方版

かわうち湖、わきのさわ( 68 / 163)

 

 

総走行距離 2880km

 

 

 

結論。

 

埼玉県朝霞市から北海道宗谷岬まで5日間あれば往復出来る。

 

 

オススメなんかしませんよ。

やめときなよ。フェリーがいいよ。

俺、宮城県あたりでフェリーにしときゃよかったって思ってるからね。

でもフェリーは予約が取れないんだよなぁ。

それだけ北海道がバイク乗りに人気ということか。

まぁまた北海道にバイクで行く機会があったら、

 

 

 

日本最東端 納沙布岬を目指します。フェリーで。

 

 

 

いつになるかなー?

 

 

今日はここまで、

次回にご期待ください。