はい、ども。
火星。
太陽系第四惑星。
近年、探査機から送られてきた火星の写真で地表は赤く酸化鉄で覆われており、岩と砂の大地であることが分かった。
火星っぽい。
決して火星ではない。しかしそれを見た人は、
地球ではない。違う惑星の景色だ、火星っぽい。
そんな景色が長野県にあるという……。
……これは行かなくては!!
向かうぞ!!目指すは蓼科山山頂だ!!
蓼科山(たてしなやま)
蓼科山(たてしなやま)は、八ヶ岳連峰の北端に位置する標高2,531 mの火山。コニーデと呼ばれる台地状の火山に、円錐型のトロイデを重ねた複式火山。諏訪から仰ぐと優美な円錐型に見えることから、諏訪富士の別名も持つ。
日本百名山のひとつ。
頂上部はブロック状の溶岩で覆われており、樹林が育たず360度の展望がある。
by wikipedia
前回は北海道キャノンボールで走りまくったからな、
今回は緑に囲まれながらのんびり山登りとしよう。
やや曇り空の中、給油。
北海道キャノンボールで折れたブレーキレバーを交換し、ヒビ割れたカウルはまぁ目立たないように透明テープで補修し、駆ける。
山登りといえば、
やはり山頂へ到達した時の達成感やそこから見渡す絶景を目的とすることが多いと思う。
しかし今回、蓼科山。
ここは山頂『が』絶景なので、曇っていても足下に広がる荒涼とした岩岩が目的となりうる。
晴れる越したことはないが、曇天あるいは雨天でも楽しめる山ではないだろうか。
まずは腹ごしらえ、松屋 高崎下之城店にて朝メシ。
牛丼大盛を喰らう。
朝から牛丼大盛はツライ……。
次回から並盛にしようか……。
野菜も補給。
群馬県、国道254を駆ける。
向かう先は雲の中。
大丈夫かこれ?
ダメだった。
と思いきや晴れたで!!
うーん、晴れた日のバイクは最高です。
さて、蓼科山にはいくつか登山コースがあるのだが、
今回はその中でも最もメジャーな蓼科山、七合目コースで行きます。
七合目からスタート出来るので、山頂までの道乗りは最短。
標準タイムは
登り 二時間
下り 二時間
登山口までの道も特に険しい箇所はありません。
目の前に蓼科山。
見上げると本当に登れるのか不安になる。
現在、日曜日の10時。
七合目登山口駐車場はほぼ満車。
駐車場に入りきらない車が路駐してます。
蓼科山、人気なんだな。
休日の10時の登山口駐車場なんてこんなもの。
でも安心してください!!
バイクならデッドスペースに止められるよ!!
ちなみにバイクで登山に来ている人はいなかったよ!!
この先、蓼科スカイラインは6月下旬頃、全線開通予定。
何台かのバイクが通れないのか……。と残念そうに引き返していました。
駐車場付近には東屋。
トイレ、紙あり。ただしボットンです。
普通の綺麗さ。
ではでは、準備して
AM 10:26 アタック開始!!
蓼科山は登山道が明確になっておりますが、
写真の通り、浮石エリアが山頂までずぅっと続いて歩き辛いです。
落石注意!!
今回の補給食は王道キャラメル。
コンパクトにたくさんあるのはいいが、一個一個が包装されているので包み紙の処理が面倒だ。
ずっと歩きにくい。
AM 11:30
蓼科山荘、到達!!
おお、Tシャツやら蓼科山グッズを売っているぞ!!
ドリンク各種。軽食もあります。
トイレは無断使用禁止ですよ!!
さて、ここまで来れば山頂はもうすぐ!!
少し休憩して行きますか!!
しかし、ここからが大変だった……。
浮石エリアがなくなったのは良いが、ここからは斜度がきつくなります。
鎖場。
ほとんどよじ登るスタイル。
蓼科山荘から先はストックは使わない方がいいかもしれません。
あと15分!!
振り返れば……、
すごい高度感!!!!
樹林帯は越えた!!
絶景かな絶景かな!!
13:12
蓼科山頂ヒュッテ、到達!!
ここには蓼科登頂記念山バッジが売ってますよ!!
ドリンク各種、軽食あり。トイレ有料です。
そして、
これが噂に聞く、山頂の景色だ!!
え。
すごくない?
これが、山頂……?
山頂はなんと野球場くらいの広さがあり、その全てが岩に覆われている。
これはなんというか……、
火星っぽい。
標高 2531m
蓼科山、登頂!!!!
いやこんな山頂見たことないよ!!
すげぇ!!来れて良かった!!
山頂メシはカップヌードルとおにぎりのゴールデンコンビ!!
山頂が広すぎてよく見えないけど、それなりに登山者がいるっぽい。
こんな景色、人気出て当然だよなぁ。
しばらく、この不思議な景色を眺めて下山を開始。
蓼科山は浮石には苦労するが、あの山頂の景色は一度は見た方がいい。
浮石、下山では足にくるなぁ。
14:38
無事に下山!!
蓼科山、最高の山行だったぜ!!
大人 700円
露天1、内湯1、サウナ、水風呂のスタンダードスタイル。
登山後の温泉、とろける……。
癒された……。
北海道から帰還後の一発だし。
のんびりしたツーリング登山もいいものだ。
しかしあの山頂、自然が作り出す景色は本当にすごいなぁ。
そろそろ梅雨も明けるかな?
そしたら台風の季節か……、お盆休みの準備もちょくちょく始めな。
今日はここまで、
次回にご期待ください。