はい、ども。
2台持ち。
バイクを2台所有している。
理想はこの2台を交互に満遍なく乗ることだ。
しかし、
現実はどちらかのバイクに乗りがちになってしまう。
一台、ホコリを被ってませんか？
私は被ってます。
石垣島自転車旅以降、全く出番のない折り畳み自転車、
名前はプラぱち。
乗ってやるさ!!!!
というわけで、久々のプラぱち始動です。
目指すは神奈川県ヒルクライムの聖地……、
ヤビツ峠だ!!
ヤビツ峠（ヤビツとうげ）は、神奈川県道70号秦野清川線にある海抜761mの峠である。
ヤビツ峠は丹沢山地唯一の南北をつなぐ一般車両通行可能な峠である。
自転車ヒルクライムの練習場所としても人気があり、神奈川県所属の競輪選手も街道練習によく取り入れている。ただし地元民からは、遠方から訪れる自転車愛好者の交通安全も問題視されており、沿道には自転車のマナー向上を呼びかける掲示が多く見られる。
なお、秦野からヤビツ峠への道は「表ヤビツ」、宮ヶ瀬からヤビツ峠への道は「裏ヤビツ」と呼称されることもある。
by wikipedia
平坦な道を走っても良かったのだが、
折り畳み自転車プラぱちで是非ともこのヤビツを走破しなくてはならないのだ……。
電車輪行して、秦野駅まで行くぞ!!
新宿駅で迷子になる。
小田急線はどこだー。
人が多いよー。
地上に出れないよー。
と、内心は思っているものの、
顔に出さずウロウロする。時間ロス。
もはや新宿駅はダンジョンである。
秦野駅、到着!!
つ、ついた……。
電車輪行なのに疲れた……。
あ、松屋ある。
そういや朝メシまだだった。
松屋 秦野店にて遅い朝メシ。牛丼大盛を喰らう。
でも食ってすぐ動くとウプッてなるので注意。
展開!!
天候、曇り。
風なし。
気温17度。
時間10:44。
出発!!
セブンイレブン秦野落合北店、到着!!
ここがヤビツ峠へのスタート地点。
秦野駅からはすぐに着きます。
今日は日曜日。たくさんの自転車乗りが準備をしていますね。
これからヤビツ峠へ挑む者、峠から降りてきた者、チームで走る者……。
でも折り畳み自転車は俺だけですね。
場違い感がありますね。
マスツーリングに原付が来た。みたいな感じがありますね。
しかし俺は折り畳み自転車でこそ、
このヤビツ峠を登らなくてはならない……。
……そう、
ポンタくんの仇を討つために!!!!
説明しよう!!
アニメ ろんぐらいだぁす！第３話において、主人公 倉田亜美は折り畳み自転車、名前をポンタくんで挑戦するも途中でリタイアする。
落胆するも、自転車の楽しさを知り、色々な経験を経て、
アニメ第6話にて、ロードバイクに乗り換えてヤビツ峠を見事走破するのである。
……………。
…………………………。
ポンタくんは？
以降、ポンタくんは部屋のオブジェとして登場するようになる。
２台持ちの宿命、片方のバイクが取り残される現象が起きているのである!!
これはいけない!!
折り畳み自転車ユーザーとしてポンタくんの仇討ちに行かなくては!!
対決!!ヤビツ峠!!!!
いくぜぇぇぇ!!!!
えぇぇえぇ!!!!
…ぇぇえ、え？
…え？え？
最初からこの斜度なの？
まだ山に入る前の住宅街なんだけど、
斜度10%近くない？
このマリオ？あたりからキツイんだけど？
そしてこの鳥居を越えてからもっとキツイんだけど!!
もう写真撮るために止まりたくない。
止まったら再度漕ぎ出すのヤバそう……。
ヤビツ峠は最初がキツイと聞いていたが、ここまでとは……。
ふふふ、だがこの筋肉が悲鳴を上げてる感じ、嫌いじゃない。
滝のような汗を流しながら、
軽いギアで黙々と淡々とペダルを回す。
軽快に追い抜いていくローディー達、
抜き際に頑張って!!と声をかけてくれる。
応援は励みになる。
チェックポイント、葦毛バス停。
トイレあり。自販機あり。
とりあえず住宅街の坂道はここで終わり。
一息つく。
ここから先はいよいよ峠道だ。
大丈夫。折り畳み自転車でも行けるさ!!
いきなりドーナツ坂だと……?!
ボコボコの路面は自転車を振動させ、
ケツへ物理的なダメージを与える!!
ヤビツ、てめぇヤビツ……。
ヒルクライマー特有の坂に怒り出す現象発生。
しかしドーナツ坂は序盤のみであとは普通の路面だった。助かった。
少し勾配は緩くなったものの、油断は出来ない。
ひたすらペダルを回す。
ひたすら、
ひたすら、
ひ た すら、
ひた すら、
ひ たすら、
ひ た す ら、
ひーめ、ひめ、
ひた す、
ひ た ら、
は!!
ここは?!
菜の花台展望台まで登ってきたぞー!!
トイレあり。自販機なし。
景色いいなぁ。
海まで見えるじゃんか。
自転車乗りもバイク乗りも車で来た人も、
のんびりと景色を堪能している。いい場所だ。
しかし闘いはまだ続く……。
翼を授けてくれ!!
いくぜ!!
ここから先は展望が開けて、眺めのいい場所もあったが、
再び斜度が上がる。
時々、緩くなったと見せかけては
はい、次は激坂ね。と緩急をつけて足を削りにくる。
もう足をつけたくない!!
このままラストまでいく!!
己との闘い。
ヒルクライムは己との闘いだ。
うおおおお。
おおおお……。
お？
あそこかぁ!!!!
ヤビツ峠、攻略!!!!
…やったぜ。
ポンタくん、仇は討ったぞ……。
折り畳み自転車でもヤビツ峠は登れる!!
11:04 スタート。
12:37 ゴール。
タイム 1時間33分（休憩含む）
ローディー達がいっぱい。
折り畳み自転車で登ってきて、ザワつかせてやったぜ。
自販機あり。
トイレあり。
駐車場。
八割くらい埋まってます。
さらにバス停の階段を登ると……、
こんなところにレストランがあるとは、ヤビツ峠は人気があるのだな。
濃厚ソフトクリームをいただく。
甘さが体に沁み渡るぜ!!
汗かき自転車乗りに嬉しいテラス席多々あり。
ここから登山へも行けるんだね。
さて、休息もとったし、ヤビツ峠を通り抜けて宮ケ瀬湖の方へ行ってみよう!!
裏ヤビツ、ダウンヒル開始!!
裏ヤビツは狭路だな……。
距離もあるし、路面も荒れてる。
裏ヤビツにはトンネルあり。
…落書きがやや怖い。
宮ケ瀬湖まで下ってきました。
ダウンヒルは自転車漕がなくても進むから爽快爽快。
宮ケ瀬湖 鳥居原園地へ。
おおお……、駐車場はバイクでいっぱいだ。
キッチンカーが来ていたので、肉まん補給。
いやー、宮ケ瀬湖なかなかいい所じゃない。
でも自転車には厳しいね。
場所によっては道幅がやや狭いから、車が自転車を追い抜けずに渋滞が発生してしまっている。
遅い俺は早々に歩道ゆるポタに切り替えました。
湖を眺めながら漕ぐ。
車道からではほとんど湖は見えないから、これを見れるのは歩道ゆるポタの特権。
爽快爽快。
眼下に宮ヶ瀬湖を見つつ、通り抜け…、
オギノパンまでやってきました!!
けど、おやつ時だから混んでるね……。
ここは素通りして、電車輪行すべく近くの駅へ向かおう。
すると、どこからともなく
こんな音が聞こえてきました。
プシュー……。
なんの音だと思う？
あ。
電車に乗る前は風呂に入らな。
相模 下九沢温泉 湯楽の里へ。
大人 休日 980円
スーパー銭湯 様々な種類の風呂があります。
ふぅ。癒された。
なにもかもトロけた。
このトロけ感を堪能するために今日一日頑張ったと言っても過言ではない。
はぁぁぁ。
パンクしてるねぇ。
風呂入って出てきたら直ってると思ったけど、
無理だったねぇ。(当たり前だろ)
いやでも山でパンクしなくて良かったわぁ。
駅まで2kmくらいの所で良かったわぁ。
さてと、徒歩りますか。
橋本駅、到着!!
パンク修理はしたことないので、
一旦、家に持ち帰ってじっくりパンク修理スキルを磨こう。
そう思えば、このパンクはベストなタイミングだったと言える!!
やっぱ自転車乗りたるもの、パンク修理くらい出来ないとね!!
この後、電車輪行をし、
無事に我が家へと帰還しました。
パンク修理、しないとなぁ。
ついでにブレーキシューも変えてみようかな。
それにしても、
新宿駅はサイバーダンジョンだったなぁ。
（帰りも迷いました）
今日はここまで、
次回にご期待ください。
