はい、ども。
海までいこうぜ。
そう言って走り出した青春時代。
友人と晩飯を喰った後に思いつきで出かけた。
お気に入りのカセットテープをかけ、深夜の首都高速を駆ける。
辿り着いた東京湾。深夜の海は暗く、黒く。
なんだか飲み込まれそうで怖かった。
あぁ。帰りも運転しないといけないのか……。
当時の家まで、埼玉県までは50kmぐらいか？……遠いな。
料金所で払う700円を手に、自走することで日本という国の大きさを知った。
そして、月日は流れ……。
山登りしたし、次は海までいこうぜ!!
なんやかんや、巡って行って、大体200kmくらいかな？
近いな!!
今日はゆるツーリングや!!!!
…………。
若い時より確実に今の方が活動的なような……。
……そして午前中の登山の疲れは回復したそうです……。
では、前回からの引き続きです。
まず、今夜の寝床を確保しなくては……。
東北地方版道の駅スタンプラリー(終わらない)を消化しながら、
今宵の宴の地、キャンプ場を探す。
バイクに乗って、旅を始めて、
最初の頃は全てのキャンプ地を予約して巡っていたが、ここ最近の旅は行き当たりばったり。
14時頃までにキャンプ場を見つけ、16時までにそこに行く。
このスタイルが俺にとっての最適旅スタイル。
そしてここまで日本を巡れば、
……あぁ、あそこのキャンプ場にまた行こうかな？と。
各県にお気に入りのキャンプ場が出来ていたりする。
進行方向としては南下しつつ、海があり、景色が良い場所……。
男鹿半島行くか。
そしてどうせ行くなら男鹿半島の先っちょ、入道崎を目指すぜ!!
入道崎（にゅうどうざき）は、秋田県男鹿市、男鹿半島北西端に位置し、日本海に突出する岬。
付近には海岸段丘が発達しており、日本海の荒波の波食によって築かれ、落差30mもある荒々しい海岸を見せる。対照的に地上には穏やかな草原が広がる。
観光拠点としても機能しており、特に北緯40度線上にあることから、それを印した安山岩のモニュメントが配置されている。男鹿国定公園の一角で、ここから八望台に向けて海岸線に沿って急勾配の道路が連続していてリアス式海岸に近いような形になっている。
なお、岬からの夕陽が美しく、日本の夕陽百選にも選ばれている。
入道崎の駐車場付近には食堂が4軒ほど軒を連ねている。
by wikipedia
とりあえず、今日のところは……、
再びの男鹿半島にあるキャンプ場、なまはげオートキャンプ場にやってきました!!
入道崎はすぐそこだけど、明日の朝に行くとしよう。
入場料 500円
広場兼用テントサイト 2200円(一番安い)
薪一束 600円
で受付完了!!
サイトに荷物を降ろして、赤ニンジャは駐車場へ。
設営!!
整備されたふかふか芝生の上って最高だよね。
我が家のベッドよりふかふかしてるよね。
さて、このキャンプ場には歩いて行ける距離に日帰り温泉があったのですが、
人手不足で経営が出来なくなってしまったそうです。残念。
まぁキャンプ場のコインシャワーも気持ちいいのさ。
コインシャワー 一回300円(時間制限なし)
ではでは、
その辺に落ちてる松ぼっくりとか小枝を集めて……。
やるぜ……。
やっちまうぜ!!
宴を!!!!
まずはタレ付きの焼き鳥!!
からの焼き鳥の旨みを野菜炒めへ!!
〆はちょっとお高いレトルトカレー!!
ご飯も美味く炊けました!!
あとは静かなる焚き火タイム……。
この時間が最高よ……。
お茶を飲みながらパチパチ爆ぜる薪を焚き火をいじり、
満天の星空を眺めながら明日はどの辺まで行こうかな？とツーリングマップルをめくる。
旅はいいぞ。
……そして、
朝ダヨー。
朝コーヒーをしばき、
撤収!!
相も変わらずいいキャンプ場だったぜ。
じゃ、いよいよ海へ向けて男鹿半島を駆けていくぜ!!
もう入道崎の駐車場に着いたぜ!!
それにしてもいいなぁ男鹿半島……。
景色もいいし、走りやすいし、なまはげいるし、埼玉県にもこういう所があればなぁ……。
なんてことを思いながら、灯台まで歩いていきますか。
入道崎付近は景色の良い公園になっています。
ここは北緯40度線と重なる場所のようで、
北緯40度線はココだよのモニュメントがあります。
石が向こうまで続いている。
これが北緯40度のラインらしい。
そして何よりも……、
海無し県民にとって、この広大な海を前にすると……、
やっぱ叫びたくなるよなぁ。
海だぁぁぁ!!!!
……今回のジャンプ自撮りはマジンガーZのような飛び方だな……。
近くに他の観光客がいたので、ジャンプにやや照れのようなものが見えますね……。
海に叫んだあとは入道崎灯台まで来ました。
ここの灯台は白黒なんだな。
ここの灯台は登れるのですが、あいにくまだ開いてませんね。
ちなみに見学料金は300円です。
近くには綺麗なトイレもあります。
灯台には登れなかったけど、
こんな景色を朝から散歩出来るなんて入道崎、良い所だな……。
入道崎、攻略!!!!
お？
駐車場に戻ってきたらお店が開いてる!!
やったー!!
しかもこのお店、なまはげ御殿ニュー鼻兼には入道崎 到達証明書が販売されているのさ!!
すいませーん。
到達証明書くださーい。
あ、今ちょうど売り切れで……。
そうですか。
じゃ、また来ますね。
はっはっは。
もう俺くらいになるとどうせまたここに来るよ。
もう人生でここに来ることはないだろうと毎回旅先で思うけど、
ここも来るのは二回目だしね。
埼玉県と秋田県は同じ本州だから近所だよ。
また会おうぜ、入道崎!!
そうして俺は男鹿半島を後にする。
さらばだ!!秋田県!!
今回の道の駅スタンプラリー。
2017年 東北地方版
津軽白神、たかのす、ふたつい、大館能代空港 ( 84 / 163 )
さてさて、次回。
埼玉県へ帰るため進路を更に南にとる……、と思いきや。
進路は東へ、岩手県へと向かいます。
そう、ここには絶景道路で名高いアスピーテラインというものがあります。
冬季通行止めから解除されたこの道を再び駆けに、赤ニンジャおじさんの旅は続く……。
今日はここまで、
次回にご期待ください。
