世界攻略の箱

Ninja250sl赤ニンジャおじさんは今日もゆく

雷鳥沢キャンプ場にて、宴が始まる!!

はい、ども。

 

 

絶景キャンプ場。

 

 

俺もこれまで数々のキャンプ場を経験してきたが、

今回行く、雷鳥沢キャンプ場はその中でも群を抜いていた。

 

 

スイスかよ。

 

 

いいえ。

ここは日本の富山県にある雷鳥沢キャンプ場です。

 

 

 

 

ちなみに俺はスイスに行ったことはありません。

想像上のスイスっぽい景色ということで……。

 

 

では、前回からの引き続きです。

 

 

 

 

この辺りの源泉、地獄谷の景色を横目に歩く。

温泉ある所に火山活動あり。活発にガスを噴き出している。

 

 

 

時折、風にのってガスが遊歩道の方まで来ると目や喉が痛くなる。
そういう時は濡れたタオルで口と鼻を覆うと症状が和らぎます。

 

 

さて、

今回の旅には時間に余裕がある。

 

 

8月11日 雷鳥沢キャンプ場まで

12日 立山(大汝山)へ登山 → 雷鳥沢キャンプ場

13日 雷鳥沢キャンプ場から撤収 → 帰宅

 

 

二泊三日の前泊後泊があるので体力的にも余裕です。

 

 

この素晴らしい絶景を存分に満喫しようではないか!!

室堂駅から雷鳥沢キャンプ場までは約一時間だが……、

 

 

みくりが温泉にゆっくり癒されたり……、

絶景を前に缶コーヒーをしばいたり……、

ちょっと進む度に写真を撮ったり……、

 

 

 

……来れて良かった……。

 

 

と、思っていたのだが、ここで一抹の不安を感じ始める。

 

 

恐らく、雷鳥沢キャンプ場から撤収してくる組と多くすれ違っているのだが、

皆、顔が死んでいる。

 

 

見上げれば絶景が広がっているのに、下を向き、息も絶え絶えだ。

まるで進撃の巨人のキャラのように、

 

 

ここが一番つらい……。

ここが一番きつい……。

 

 

と登山道の端に寄って、両手のストックに体を預け、

ぜぃぜぃと息を整えている。

 

 

その理由はすぐに分かった。

 

 

 

階段だ。

 

 

写真の通り、

雷鳥沢キャンプ場は下の方にある。

 

 

山行を終えた登山家たちは、

最後に重いザックを背負い、ここを登り帰らなくてはならない。

 

 

……多分、マンション30階相当くらい?

いや、もっとあるかもしれない……。

 

 

俺は明後日、ここを無事に帰れるだろうか?

だが今は……、

 

 

雷鳥沢キャンプ場、到着!!

帰りのことは置いといて今はこの絶景を楽しもう!!

 

 

ふむ……。

受付の前にまずは設営するのか……。

 

 

お盆休みハイシーズン、時刻は12時くらい。

9割ほど埋まってる感じだが、テントが張れる場所はまだまだ余裕がありそうだ。

 

 

もちろん、ソロテントに限った話だ。

大き目のテントや何張かするグループは困るかもしれない。

 

 

それでもテントが張れなく帰るという人はいなかったと思う。

 

 

さぁて、雷鳥沢キャンプ場は広いフリーサイト。

どこに張るかなぁ?

 

 

お。

 

ここいいね!!

 

 

設営!!

 

なかなか端っこでいい場所を取れたぞ!!

次は受付だ!!

 

 

管理棟。

トイレと水場もここにあります。

 

 

一泊 1000円

 

 

今回は二泊なので、2000円で受付完了!!

渡されたタグをテントの見える位置に引っ掛けます。

 

 

じゃ、場内を見て回りましょう。

 

 

水場(外)

 

 

水場(管理棟)

 

水場はこの二ヵ所。

キンキンに冷えてます。

 

生水の飲用は自己責任です。

 

 

俺はこの濾過装置、ソーヤーマイクロスクィーズフィルターを使用しています。

お腹を壊したことは今のところありません。

 

 

トイレ。

 

 

なんと水洗。

トイレットペーパーも流せます。

 

 

キャンプ場のトイレはこの管理棟の一ヵ所だけなので、

朝夕は男女ともにトイレ待ちが発生します。

 

 

俺は朝15分くらい待ちました。

 

 

 

ほぼ埋まっているが、まだまだ続々と登山家がやってきます。

 

 

さぁでは、

まだまだ日は高いけど、この絶景を前にやらないわけにはいかないよなぁ!!

 

 

 

だが、しかし!!

 

 

今、手持ちの酒はセブンイレブンで買った小さいウィスキーボトル。

これでもいいのだが……、

 

 

 

 

キンキンに冷えた、ビール飲みたくない?

 

 

雷鳥沢キャンプ場には売店は無い。

最寄りの売店は例の階段の先だ……。

 

 

 

行くよね。

 

 

欲望に忠実なオジサン。

30階分の階段?酒を飲む準備体操だろ。

 

 

 

やってきました。雷鳥荘!!

 

 

 

ここは日帰り湯もやっている!!

今日はもうみくりが温泉に入ったから明日はここに入ろうかな?

 

 

おー。

冷えてる冷えてる!!

 

 

やっぱコイツがなきゃなぁ!!

他にもポテチとか、おつまみセット買って……。

 

 

あんまり汗をかかないように、

のんびり歩きながらテント場に帰って……、

 

 

 

やるぜ?

 

 

 

 

この絶景を前に!!

 

 

 

 

 

宴だ!!!!

 

 

そして、タイミング良く……、

 

 

雲が流れて……!!

 

 

うわー。めっちゃきれいだー!!

 

 

 

カンパーイ!!

 

 

 

この絶景を前にして喰うメシはなんだってうまいさー!!

 

 

明日はあの山に登るのかー。

 

 

夕暮れ。

太陽が沈んだら一気に寒くなった。

 

 

そして、夜空はまるで宇宙を感じる星空だった。

 

 

 

朝ダヨー。

と言ってもまだ陽が昇ってないよー。

 

 

しかしテント場の朝は早く、山にはヘッドライトの明かりが見える。

ご来光登山組は早くも出発したようだ。

 

 

俺もぼちぼち出発しますか。

 

 

目指すは富山県最高峰、大汝山。

あの一番高そうな所まで、ゆるゆる参ろう。

 

 

今日はここまで、

次回にご期待ください。