はい、ども。
甥っ子、襲来。
事の発端はこうだ。
8月13日 正午
俺が立山から無事に帰還し、キャンプ道具等の後片付けをしていると電話が鳴る。
番号は母からであったが、実際に電話に出たのは甥っ子だった。
甥っ子は開口一番、
おいタケ(俺)、どこか連れてけ!!
え、……ええよ。
そこからはもう大変であった。
キャンプと山登りを要求してきたのである。
山登りは子供でも登れる山をチョイスすれば済む話だが、キャンプは予約が必要だ。
このお盆休みという繁忙期に空いてる場所は……、あれ?あった。
検索、最初の一軒目で決まってしまった。
ま、まぁこれでとりあえず全ての準備は整った。
ただ気がかりなのは天気と……、
電話越しに甥っ子の声の後ろで、
母の誘導する声が聞こえたことだ。
(山登り連れてけって言うんだよ)
やまのぼりつれてけー!!
(あとキャンプもしたいって)
キャンプもする!!
そう、
黒幕は母だった。
てわけで、今回は、
母と甥っ子二人(小1と中1)と弟(甥っ子の父)と俺の五人体制で行きます。
じゃ、
前回からの引き続きってわけでもないけど、日付は続いてるんで前回からの引き続きぃぃ!!
山登り……、
選ばれたのはやはりロープウェイでした。
北横岳。
北横岳(きたよこだけ)または横岳(よこだけ)は、八ヶ岳連峰北部(北八ヶ岳)の山である。本来の正しい名称は横岳であるが、同じ八ヶ岳のわずか10 kmほど南(南八ヶ岳)に同名の横岳があるため、より標高の低い北八ヶ岳の横岳は、区別のため便宜的に北横岳と称されることが多い。
標高1,700 mあまりの地点から2,200 mあまりの坪庭まで、北八ヶ岳ロープウエイが通じている。
坪庭と山頂の間の登山道は傾斜も緩く、整備されていて、歩きやすい初心者向きのルートである。
by wikipedia
標高も高く、避暑にぴったり、ロープウェイで楽チン、登山道もゆるやか、山頂の展望も良い……、
でもこの日は曇天でした。
多分、山頂からの景色は見えないだろうなぁ。
それでも行く?
行くよ? by 母
行くのは当たり前のことですが、何か?みたいな顔してくる。
とりあえず、カッパ(上半身のみ)を人数分持っていくか……。
カッパとオヤツと水を詰めたリュックを俺の弟に持たせ、
兄の俺は手ぶらで行きます。
曇天のせいか、ロープウェイは混んでませんでした。
ロープウェイ料金
大人 往復 2600円
こども 往復 1300円
ロープウェイ山頂駅を降りると坪庭という庭園に辿り着く。
山頂駅には他にもレストランや土産屋、トイレがあります。
坪庭は平坦で木の板で舗装されている所もあるので、登山目的ではない方はこの辺りを散策しています。
10:12
我々は坪庭から行ける北横岳の登山道へ。
念のため、母はバァバなのでストック使うか?と登山用杖をすすめましたが、
いらんわ。
とスタスタ行ってしまった。天狗かよ。
その変わりストックは甥(中1)が使用。
普段からYouTubeやswitch三昧の現代っ子なので登山はキツそうだ。がんばれ。
そんな中、甥(小1)はスイスイ登り、
ある程度登ったかと思うと今度はスイスイ兄のもとまで降りてきて、お兄ちゃんがんばれ!!と応援する。
そしてまたスイスイ登る。天狗かよって。
隊列的には
先頭 ばぁば
2位 甥(小1)
3位 俺
4位 甥(中1)
最下位 甥の父、我が弟(虫の息)
ふぁいとー。
10:51
北横岳ヒュッテ、到達!!
トイレ(チップ制)
簡易的な売店あり
さ、ここまで来たらあと少しだよ!!
最後の登りを経て、
標高 2471m……、
11:18
北横岳(南峰)、登頂!!
やはり雲かかって、展望は微妙。
時折、雲の裂け目から遠方が見える感じだ。
ま、雨が降らないだけで最高よ。
さて、北横岳は山頂が南北に別れているので、もう一方の北峰も登頂しておきましょう。
11:31
標高 2480m……、
八ヶ岳連峰が一座……、
北横岳、登頂!!!!
お?あれは山頂が火星っぽいでお馴染みの蓼科山かな?
本当なら絶景が広がるが、ま、雲のおかげで陽射しも強くないし、これはこれで良し。
持ってきたオヤツを山頂で食べ、
短い登山工程とはいえ、それなりの充実感。
甥っ子も満足したようだ。
おーし、ぼちぼち下山するぞー。
12:33
無事に下山。
さてと、
お昼はどうしようか?
ここで食べていく?
母
いや、ここのは高いからコンビニとかの弁当でいいよ。クルマの中で食べてその間も移動できるじゃない。
運転手俺
運転しながら弁当食べる技術はない。
母
アンタはパンでもかじってなさい。
…………。
まぁいいけど。
さぁて、キャンプ場に移動だ!!
今日はここまで、
次回にご期待ください。