はい、ども。
マイカー規制。
近年の自動車の普及や高速道路網の発達によるマイカーでの観光地へのアクセスが増加し、道路の渋滞や周りの環境へ大きな悪影響を及ぼすようになった。そのため、一部の期間に規制された範囲内で、公共交通機関などの車を除いた自動車の通行を制限するものである。たいていは規制外の地域に、駐車場を設置し、そこまでマイカーでやってきて、車を止めてシャトルバスなどの公共交通機関に乗り換える方法がとられている(パークアンドライド)。
by wikipedia
現在、赤ニンジャはお休み中だ。
なればこそ、今のうちにバイクではアクセス出来ない場所に向かおうではないか!!
一般車両は乗り入れ不可能な……、
尾瀬に行くぞ!!
尾瀬(おぜ)は、福島県(南会津郡檜枝岐村)、新潟県(魚沼市)、群馬県(利根郡片品村)の3県にまたがる高地にある盆地状の高原であり、阿賀野川水系最大の支流只見川の源流域となっている。中心となる尾瀬ヶ原は約1万年前に形成されたと考えられる湿原である。尾瀬国立公園に指定され、日本百景に選定されている。
by wikipedia
というわけで、尾瀬第一駐車場へやってきました。
普通車、一日1000円。
ちなみにバイクは無料だよ!!やったね!!
自販機、トイレ完備。
車中泊okだね!!
さてさて、これまで俺は数々の日本の絶景と言われる場所を巡ってきた。
しかし、このマイカー規制がある地域は絶景と名高い場所があるにも関わらず、敬遠していた節があった。
そう、
俺は乗り物酔いが激しいオジサンなのだ。
学生時代は遠足バスにて、吐き。
家族旅行では父親が運転する車にて、吐き。
つい最近では強風の中、揺れる伊勢湾フェリーにて、吐き。
ゲロゲロな人生を送ってきた。
バスで、
クネクネ山道を、
30分ほど、
移動して尾瀬の入り口へと辿り着く。
遠足バスの狂気再び……、
クラスメイトの叫び声、コイツ吐いたー!!を俺は忘れない。
だが、安心してほしい!!
酔い止め薬も睡眠も、朝食にも気を付けた!!
( ゆえにいつも食ってる松屋の牛丼大盛は今回ない )
バス時刻表。概ね一時間に一本。
乗り合いタクシーもあります。タクシーは時間に関係なく待合所に7人くらい集まると出発します。
バスもタクシーも片道1000円。
俺がチケットを買うとちょうどタクシーの運転手さんがぼちぼち行こうかね。と言い出したので待たずにタクシーに乗り込む。
乗り込む観光客は俺という爆弾が同席することを知らない……。
荷物を置き、手ぶらで乗車席へと着席するなか、
一人、エチケット袋を握りしめ着席する俺。
いっくぞぉぉぉおお!!!!
ついたぞぉぉぉおお!!!!
安心してください!!
吐きませんでしたよ!!
でも危なかった。
あと10分も揺られていたらタクシー内を地獄に叩き落とすところだったぜ。
そして苦労してやってきたのが……!!
レストランや休憩所、尾瀬の地図(パンフレット)もここに置いてあります。
ここは至仏山の登山口でもあるんですね。
ではでは、いよいよ尾瀬に行きますか!!
AM 7:43 尾瀬攻略開始!!
尾瀬で検索して出て来る景色の場所へは一時間ほど木道を歩きます。
この道は行きは良い良い、帰りは怖いとされる道で……、
行きは下り基調で難なく進むが、帰り道は逆に登りになるので、
尾瀬ヶ原をピストンする場合は苦戦を強いられる場所です。
ピストンする場合は注意が必要ですが、このピストンするのが尾瀬では一番楽で、なおかつ尾瀬っぽい所を堪能出来るコースだと思います。
第一チェックポイント、山の鼻小屋。
尾瀬は所々に山小屋があり、食事処やトイレがあるのでハイキング初心者にもやさしい。
さ、ここを越えればいよいよ尾瀬本番。
では見さらせ!!
乗り物酔いをしてまで見たかった絶景を!!
尾瀬、攻略!!!!
なぁぁんて素晴らしい景色なんだ!!
尾瀬といえば、この景色だよ!!これを見たかったんだ!!
至仏山もよく見えるし、東北最高峰の燧ケ岳もよく見える!!
実際に来ないとわからない。写真だけでは伝わらない肌で感じる尾瀬!!
乗り物酔いをガマンしてここまで来て良かった……。
吹き抜ける風……。
突き抜けるような青空……。
見渡す限りの湿原……。
久々にやってみようかな。
こ れ は 自撮りチャンス!!
近くにいた老夫婦に写真をお願いする。
そこでポーズをとるんで、そしたらシャッターをお願いします。
おお!!任せとけ!!
(こんな感じのポーズでいいかな…)
はい、シャッターお願いします!!
んー、もうちょっと足、上げてみようか?
(まさかのポーズ指南!?)
こ、これくらいですか?
もうちょっと!!もうちょっと!!足上げて!!
こ、これくらいですか?
(いやこれ、何の時間?!)
いいよぉ!!そのままキープね!!
はい、チーズ!!
めちゃめちゃいい写真が撮れてるじゃねぇか……。
ありがとうございます!!
いいポーズだったよ。
と言って、颯爽と去って行った……。
……何者だ?
そんな、観光客みんながテンション高い尾瀬。
注意点としては、直射日光がキツイので……、
小さめの折り畳み日傘があると重宝しますよ。
他の観光客とすれ違う時は注意してね!!
たまに風が吹くとひっくり返るけどね!!
木道には途中途中で休憩ポイントがあります。
尾瀬には大きく分けて、尾瀬ヶ原と尾瀬沼の二つのエリアがあり、
多くの観光客は尾瀬ヶ原を周遊して、鳩待峠へと戻ります。
しかし今回はせっかく乗り物酔いを乗り越えてきたので、
ピストンはせず、尾瀬沼の方まで行きます。
距離にして、約22kmの平坦コースです。
竜宮小屋。尾瀬はあちこちに山小屋があって助かる。
尾瀬沼方面への木道はだいぶボロボロです。
なにせ尾瀬に入ってからずっとこの景色が続くので、
飽きますね。
ここの山小屋でお昼にしよう。
今回は尾西食品の五目ごはん。
お湯を注ぐだけで出来る上がるお手軽ごはん。…結構おいしい。
お。
この辺にはテント場もあるのか。
尾瀬の夜空は相当キレイなんだろうけど、
ここまでキャンプ装備を担いで来るのはなかなかに骨が折れそうだ。
さらには、レストラン。なんと日帰り湯まである。
尾瀬は大半が木道で整備されて平坦で歩きやすいから、初めてのテント泊でも安心して出来そう……。
尾瀬の見晴らしキャンプ場か……。
覚えておこう。
さ!!
尾瀬沼までキリキリ歩くよ!!
最初のうちはあった木道も……、
やがて無くなり、普通に登山道。
みんなが尾瀬ヶ原で引き返すわけだぜ。
それでも無心で歩き続け、尾瀬沼到達。
静かで風も爽やかでいいんだけど、やはり尾瀬ヶ原の方が絶景度は高いかな。
でもせっかく来たし、尾瀬沼を見ながら一休み。
いやー、今日は結構歩いたなぁ。あとどれくらい歩くんかな?
んー。
ややや。
これ帰りのバス、間に合わないのでは……?
戦慄が走る。
遅刻ギリギリのタイミングだ。
もしもバスに乗り遅れたら、二時間くらい歩いて駐車場に戻らなくてはならない!!
急げ!!
走れ!!走れ!!走れ!!
進め!!進め!!進め!!
いーそーげー!!
大清水休憩所、到達!!
現在、15:45
はたして……。
最終便、ギリギリ間に合ったー!!
あぶねぇ。あぶねぇ。
戸倉(尾瀬第一駐車場があるバス停)までの切符を買い、無事に乗車することが出来ましたがバスがまるでジェットコースターみたいに揺れて酔った。
完全に峠を攻めてたよ。
ただいまウェイク!!
よし、帰る前に風呂入って来よう!!
尾瀬第一駐車場から徒歩5分。
ウェイクに登山装備を風呂装備に持ち替え、尾瀬温泉 戸倉の湯へ!!
内湯1、露天1、小さいながらも疲れた体には極上の癒し!!
露天はぬるめ、内湯は熱めです。シャンプーボディソープあり。
はぁぁぁぁ。最高よ。
癒されたわー。
バス酔いは大変だったし、
最後のバス酔いも大変だったし、
マイカー規制がある場所は確かに絶景なんだろうけど、
今度攻めるのは当分先でいいな。
でも尾瀬、良かったなぁ。
今回の山行!!
消費カロリー 約4300kcal!!
今回の戦利品!!
さてさて、
次回よりお盆休み記事に入るわけですが……。
絶妙に飛び石連休!!
おまけに台風も来るしで、予定が狂いまくりです。
一回くらいキャンプを計画しているのですが、それも雨になりそうな予感……。
行くけどね。
行くからには晴れてほしい!!
今日はここまで、
次回にご期待ください。