はい、ども。
例えば、
例えば、こんな経験はないだろうか?
バイクに乗って、エンジンをかけ、
ツーリングに行こうと走り出したものの……、
数十分、数kmで、
渋滞にハマった。
天候が崩れた。
いきなり立ちゴケしちゃったよ!!
などなどの理由で、
今ならまだ家に引き返せる。
もう今日はツーリングやめとこ。
となった経験がないだろうか?
俺もその日、なんやかんやで連休になったので、
そうだキャンプに行こうと準備して我が家を出発したんですよ。
そしたら、
そしたらね。
松屋がお休みだったんですよ……。
終わったわ。
もう帰ろう。
(補足)
赤ニンジャおじさんは、旅やツーリング始めの朝ご飯は松屋と決めている。
毎回ツーリングルートを決めるときに松屋もちゃんと検索している。
この行動に特に意味はない。食わない時もある。
ちょっとしたジンクスみたいなもの。
はっはっは。
でも大丈夫。グーグルマップで探せばいいのさ。
松屋 太田飯塚店にて、朝メシ!!
牛丼大盛を食らう!! あぁ良かった近くにもう一軒あって!!
朝からひと悶着あって、本気で帰ろうか悩んだけど、
気を取り直して行きますか!!
今回の目的地は!!
小平鍾乳洞!!
昭和59年に再発見(一度、土砂で埋まった)された全長93mの鍾乳洞。
小規模ながらも学術的に貴重な二次生成物がある。
出口には植物園もあり、両方見学出来るチケットは320円とお安い。
今日は30度越えの夏日!!
天気も快晴!!
鍾乳洞で涼みながら、
自然の神秘に触れるのもいいかなって!!
そしたら、
そしたらね。
お休みだったんですよ。
立て続けに……。
これは帰った方がいいよってことか?
なんか……、
写真の赤ニンジャも悲しそう……。
またコロナのせいか……、
このモヤモヤを解消するには……、
走行中にヘルメットの中で叫ぶか……。
コロナー!!てめー!!
でけぇ顔出来るのも今のうちだけだかんなー!!
ていうかホームページに休みって書いとけよー!!
もう二回も空振りだよー!!
次で三振だぞー!!
一旦、ソフトクリームで落ち着こう。
道の駅 くろほね・やまびこ にて。
落ち着け。
とりあえず目的はキャンツーなんだ。
ちょっと早いが、
もうキャンプ場に行くか。
群馬県の最果ての地……、
標高1500mに位置する天空の湖……、
野反湖( のぞりこ )!!
その湖畔のキャンプ場へ!!
日が昇ってきた!!
あちー!!
そよそよ揺れる稲。
上空は雲がある、天気がちょっと不安……。
群馬県の最果て、当然、周りに店は無いので、
事前に買い出し。
スーパー大津へ!!
多分この辺りの店が最寄り。キャンプ場まで約35km!!
雨やらで通行止めになる場合があります。
405号線入ってすぐの電光掲示板は要チェックや。
舗装もしっかり、道幅も広く、すれ違いは容易。
快適に流せて、気持ちいいぞー。
そして、
標高をグングン上げて、
少し肌寒く感じ始めた時、
天空の湖が!!
その姿を現す!!
野反湖!!!!
夏の暑さとは無縁。
吹く風は既に秋の様相を成している。
……静かだねぇ。
これが夜になると満天の星空。
さらにそれが湖面に反射し宇宙になる。
ここまで二回、空振りして、あわや三振かと思われたが、
最後にホームランを打てそうな気がしてきたぜ!!
早速、キャンプ場にチェックインだ!!
受付棟。
国道405号線の突き当りにあるので、迷わず来れます。
駐車場。
管理棟にある自販機は24時間営業。
ただし、下界の値段より酒は200円増し。ジュースは10円増しくらい。
野反湖で釣りも出来るんだね。
充実の商品たち。
カップ麺、薪、炭、着火剤、ガス缶、燻製用チップ、アイス、お菓子、調味料、焼肉のタレ、ティッシュ、消毒剤、絆創膏、生肉まで売ってた。
チェックイン 午前11時 ~ 午後5時15分
チェックアウト 午前11時
テント一張り 1650円
入場料 550円
薪一束 700円
で受付!!
これだけのいいロケーションでこの値段、
土日はさぞかし混むのでしょう?
と思ったそこのあなた!!
どん!!
どどん!!
でーん!!
車両乗り入れ出来ず!!
テントサイトまでは800m!!
斜度3%くらいの坂道もあり、ぜぇぜぇ言いながらのリヤカー移動!!
この試練を乗り越える者しか入場出来ないため、混雑することはあまりない。
今はコロナで入場制限もしてるしね!!
でもリヤカー、結構きっついよ。
誰か―。
後ろから押してくれー。
オジサン一人なんだよー。
途中、
ファミリーキャンパーのお父さんが凄い頑張ってましたよ。
だいたいここでみんな汗だくになります。
ちなみにリヤカーは無料で借りれます。
キャンプエリア来ました……。
はぁ、疲れた……。
エリアは大きく二つに別れる。
どちらもフリーサイトです。
野反湖が見えるセンターエリア。
写真外にもサイトは広がり、結構広い。
ファミリーやグループが多い印象。
野反湖がよく見えるので、センターエリアの方が人気です。
そして、マウンテンエリアはオヤジ秘密基地感な芝生サイト。
こちらはソロキャンパーが多い印象。
基本、傾斜が多いですが、
木々の裏にサイトがあったりと遅い時間に来てもプライべート空間が隠されてたりします。
坂なので、リヤカーを押して乗り入れは出来ないので、
荷物の少ない組はこちらがオススメ。
奥地に誰もいない個室っぽい所を発見したので、
設営!!
気温は20度前後。
虫はほとんどいませんでした。
マウンテンエリアから野反湖は見えませんが、
歩いて行けばいいのさ!!
釣りしてる人も結構いました。
釣りをして、魚をゲット!!
食料を現地調達というのも楽しそうです。
トイレ。
和式のみです。キレイです。
トイレットペーパーあります。
洋式トイレは管理棟の方にありますが、
800m歩かないといけません。
水場。
灰捨て場はここのかまどになります。
ゴミは分別して捨ててね。
テントサイト側のリヤカー置き場。
それぞれテントサイトの中央にあるので、
そこまで遠さは感じませんでした。
設営や野反湖を散歩して、汗をかいたので、
管理棟まで戻ってシャワー。
200円で10分動きます。
10分で足りるか?途中で止まったら絶望するぞ……。
やはり、もう200円投資して……。
…………。
いや!!
イケる!!
ギリギリなんとかなるやろ、と思ったが、
実際は3分残った。
余裕だった。
じゃ。
さっぱりしたとこでね。
やっちゃう?
やっちゃいますか?
宴を!!!!
ああああああああああああ。
ひやあああぁぁぁぁあああ。
ぎゃああああああああああ。
うおおおおおおおおおおお。
へぁぁぁぁあああああああ。
あぁぁぁあぁぁあああああ。
くぅぅううううううううう。
はああぁぁぁっぁぁぁああ。
( ビール飲んだだけ )
じゅわあああああああ
パンは焚き火で炙ればいいのさー。
あー。焦げたー。でもウィンナーに挟んでホットドックさー。
ご飯炊くの上手くなってきたなー。
久々のキャンプだし、とくれば食べたくなるのは……、
ちょっとお高いレトルトカレー!!
じゅわあああああああ。
焼肉入りカレー!!
はい最強。
焚き火が丁度いい温度。
この季節を待っていた!!
揺らめく炎はいつまでも見てられるなー。
星空は雲が多くよく見えないが、
時折、切れ目が出来て満点の星空が広がる。
遠くからは子供の声や、
ははは……と談笑する声が聞こえるが、全く騒々しさは感じられず、逆に心地いいくらいの喧騒。
イスに深く腰掛ける。
酒を飲む。
星空を見上げる。
そろそろ焼けたかな?と野菜の串焼きを回す。
いいんでない?
食う。あちち。
酒を飲む。
星空を見上げる。
……時間よ、止まれ……
オヤジの至福の時間は続いた……。
朝ダヨー。
やや?
朝霧が晴れていくぞ!!
湖に行こう!!
美しい……。
天空の湖、美しい……。
これは……。
自 撮 り チャンス!!
オヤジ光の中へ……。
なんて神秘的な写真なんだ……。
さすがは天空の湖……。
しかし!!
この後、悲劇が襲う!!
はしゃぎすぎて、転んじゃった……。
( え?なにしてんの、このオッサン )
湖の周りは泥でぬかるんで箇所があります。
注意しましょう。
オッサンみたいになりますよ。
撤収!!
このキャンプ場は標高が高い分、涼しいんですが、
紫外線が強いのでタープあった方がいいかもですね。
リヤカー疲れた……。
戻りの方が坂道キツイ。
野反湖キャンプ場、一度おいでよ、良い所。
これはリピートしたくなるキャンプ場ですぜ!!
今度は釣りとかするのもいいかもね!!
11月上旬そこらで営業は終わるようです。
既に秋の気温ですので、
10月以降は冬装備で行くのが良さそうです。
今度行ったときは星空が湖に反射する宇宙写真を撮りたいぜ!!
今回の道の駅スタンプラリー。
2018年 関東版
くろほね・やまびこ、富弘美術館 ( 167 / 172 )
今回の戦利品
野反湖キャンプ場ステッカー、キャンプ場管理棟にて獲得!!
さてさて、
溝を見に行かなきゃなー!!
今日はここまで、
次回にご期待ください。