はい、ども。
うふふー。
明日は休日、どこに行こうかなー?
最近、暖かくなってきたし、
伊豆の方にでも行っちゃうかー?
終。
レッカーで運ばれる赤ニンジャ……。
その日、彼の身に何があったのか?
出来るだけ適当に記していこうと思う。
遡ること、数時間前……。
朝焼けを受け、駆ける。
冬の寒さも幾分か和らぎ、早朝でも突き刺すような寒さはもはや無い。
冬眠していたバイク乗り達も、
のそのそと活動を開始する時期だ。
おっと。
忘れないうちにいつものルーティンをば。
松屋 厚木戸田店にて、牛丼大盛を喰らう。
なんだか久々な気がするが、我が胃腸は朝イチ牛丼をなんなく受け入れる。
ふふふ。
ツーリングの日はチートデイなのさ。
え?
そうですね。
肥満ですね。
次の健康診断までに少しでも減らしておかないとね。
って毎年言ってる気がしないでもない……。
さて、
そんなお腹周りで悩むオジサンが今日向かうのは!!
堂ヶ島!!
堂ヶ島(どうがしま)とは、静岡県賀茂郡西伊豆町にある景勝地。その景色の美しさから「伊豆の松島」とも称される。
伊豆半島が海底火山だった時代の噴火にともなう水底土石流と、その上に降り積もった軽石・火山灰層(軽石凝灰岩)が見られ、この白い地層が波によって削られ断崖となり、堂ヶ島の特徴的な景観を造った[1]。
海蝕洞(波の侵食作用でできた洞窟)の天井が崩れて穴(天窓)が空いたのが天窓洞である。天窓の周囲には遊歩道があり上から穴を眺められる。また、遊覧船で海から洞窟内に入ることもできる。1935年(昭和10年)に国の天然記念物に指定された。
by wikipedia
2025年初めての日帰りソロツーリング!!
なんか久々だぜこの感じ!!
今日は走るぞー!!
海だぁぁ!!
神奈川県方面から伊豆半島へ向かう際は
真鶴ブルーライン、
熱海ビーチライン、
を必ず経由して走ります。
これらの有料道路は海なし県民にとっては海を感じられる最高の道です!!
ま、伊豆半島ツーリングしてると後半は海に飽きてくるんですけどね。
そして伊豆半島にはグルメ要素もたくさん!!
早朝に牛丼を喰らったが、現地の美味いものも喰らうぞぃ!!
海沿いを走る国道135号線をバーっと駆け抜け、
下田バーガー!!
金目鯛のフライがそのまんまサンドされ、ガブリと齧れば、金目鯛が大きく主張!!
それを包み込むチーズのまろやかさとパンの温かさよ!!
うまい!!うまい!!うまい!!
なに?
外の自販機でコーラ買った方が安いだろって?
知ってるYO。
それはそう。
それは確かにそうよ。
でもこういうのはホラ、ね?
ノリというか、……あるじゃん?
逆にポテトを自制したことを褒めて。
おっし!!
伊豆半島はデカい!!どんどん先に進むよー!!
と、
おお!!早咲き桜!!
なんでかこの一本だけ満開だった。
いいじゃないかいいじゃないか。今日は海も見れて美味いものも喰らえて桜も満開!!
良きツーリングだ!!
(レッカーまであと4時間)
さ、見えてきたぜ!!
あの辺りが堂ヶ島だ!!
堂ヶ島には遊覧船があって、
こんな感じで遊覧船ごと洞窟内へ入洞し、
通称、青の洞窟を体感することが出来る!!
なんとも神秘的じゃないか!!
船酔いはちょっと心配だけど、これは行かないと!!
すいませーん。
大人一枚、チケットくださ
終。
初めての遊覧船に思いを馳せ、
スキップ混じりでチケット売り場に行ったオジサンは、
静かにその歩みを止めた……。
悲しみの缶コーヒー。
海はこんなにも穏やかなのに、何故だろう?
せめて遊歩道だけでも行ってみるか。
青の洞窟の光が差し込む天窓を上から見てみよう。
遊歩道は基本坂道です。
重たい体をエッサホイサと進ませれば、
海を望む絶壁まで歩いていけます!!
いやー、いい景色!!青の洞窟は残念だったけど、この景色を見れただけでも良かった!!
そしてこれが天窓。
この下を遊覧船が通るんですね。
外の海は穏やかだが、この洞窟内はダッパンダッパン波が波打ってた。
素人目に見てもこれじゃあ遊覧船は欠航だなぁ。
運航状況は公式ホームページで随時更新されるので、外の波が穏やかでもしっかりチェックしましょう。
そして遊歩道を歩いて発見したのが、
堂ヶ島のトンボロ!!
潮が引いて、島を歩いて渡れるようになる、
あれがトンボロ現象というやつか!!
偶然にもタイミングバッチリ!!
こりゃ行くしかねぇ!!
堂ヶ島のトンボロ無料駐車場!!
クルマ5台分くらいの小さい駐車場。
バイクは端っこに止めましょうね。
ちなみにここに止められないクルマはさっきの遊覧船乗り場の駐車場から歩いてきてた。
よし!!
潮が引いてるうちにいくぞ!!
ぬお。超下り坂。
……てことは帰りは超上り坂になるのか……。
がんばれ俺。
下まで行くとトイレあり。
自販機はありません。
そして、
これが潮が引いた時に現れる幻の道!!
堂ヶ島のトンボロ!!
すごいねぇ……。
こんな景色もあるんだねぇ……。
……あっちまで、行ってみるか……。
足元はコロコロ石。
歩き辛いのなんのって。
俺はまだトレッキングシューズだからいいけど、
サンダルで歩く人や薄い靴底で歩く人もいた。
尖ってる石やガラス片とかあったら大変だよ。やめとこうね。
彼女らは特別な訓練を受けてるんだよ。
そう、ここは言わずと知れたゆるキャン△の聖地!!
アニメでは裸足で歩くシーンがあるが、そんなことしたら足がズタズタになる。
まぁアニメでは奥の方まで歩いてないからなぁ。
奥の方では苔石エリアがあり、滑ります。
堂ヶ島のトンボロ、渡るとなるとかなり過酷!!
ふぅ。渡り切った……けど、
別に何もないね。
トンボロ屋台とか、無いね。
でも奥の島?はなんか猛々しくて迫力あった。
あそこまではトンボロが無いので渡れません。
よし、頑張って戻るかぁ。
潮が満ちたら戻れなくなるしなぁ。
エッサホイサ。
堂ヶ島、攻略!!!!
遊覧船は残念だったが、堂ヶ島のトンボロが渡れて満足だ!!
次に来た時は遊覧船乗ってみたいねぇ!!
さ!!
次は温泉!!
オジサンソロツーリングといえば、温泉ですよ!!
(レッカーまであと2時間)
やってきたのは、
馬場温泉 楠の湯!!
大人 400円
熱い内湯が一つ、小さな適温露天が一つ、
シャンプーボディソープはありません。
これくらいの熱さなら耐えられ……、いや熱い!!
あれ、でも慣れてき……、いや熱い!!
などと、一人熱湯コマーシャルを繰り広げて満喫しました。
(レッカーまで15分)
さて、
良い感じに温泉で癒され、あとは無事に帰るだけ!!
赤ニンジャに跨り、イグニッションスイッチを押す。
キュルキュルキュルキュル……、
キュルキュルキュルキュル……、
キュルキュルキュルキュル……、
あれ?
キュルキュルキュルキュル……、
キュルキュルキュルキュル……、
キュルキュルキュルキュル……、
待って、おかしい。
キュルキュルキュルキュル……、
キュルキュルキュルキュル……、
キュルキュルキュルキュル……、
あ。これマズイやつだ。
エンジンがかからない。
待て待て落ち着け、クールになれ。
バッテリーか?いや年明けに交換した。
点火プラグか?それも同時に交換した。
ガソリンは?まだまだある。
ということは……、
キーを一度、オフにする。
ヘルメットを脱ぎ、ガソリンタンクに耳を傾ける。
キー、オン。
…………。
……燃料ポンプの作動音がしないな。
(致命傷)
いつもならキーオンにするとフィーンと燃料タンクからエンジン部分へガソリンが送られる音がするのだが、しない。
これではいくらガソリンがあっても無意味。燃料がエンジン部分に送れなければ、それはつまり!!
レッカー発動!!!!
で、こうなりました。
赤ニンジャは一度レッドバロン沼津店へ。
バッテリー上がりなどの簡単な修理なら俺も沼津店へ行き、直った赤ニンジャで帰ることが出来るが……、おそらく燃料ポンプ交換になると店に在庫がない。
赤ニンジャは2016年に販売が終了したバイク。
純正品の在庫はほぼほぼ無いのだ。
というわけで、即日修理は無理ということで俺は公共交通機関で帰りますよ。
この時、ヘルメットだけ持って帰るのが切ないよね……。
でも
東海道新幹線、めっちゃ早くて快適でした。
でもGoogleマップナビの案内は乗り換えを5分以内にしろ。とか無茶なこと言ってくるので乗り換えは失敗ばかりでした。
新幹線の切符とか初めて自動発券機で買ったわ。
その後、診断結果はやはり燃料ポンプ。
そしてやはり燃料ポンプは在庫切れで代替え品を探すということで赤ニンジャは現在も入院中だ。
これは長期戦になる予感……。
ふーむ。
しばらくは登山と自転車ツーリングになりそうだなぁ。
……疲れるんだよなぁ、特に自転車は……。
まぁ健康診断もあるし、ちょうど良いか。
冬に溜め込んだ脂肪を燃やさないとね。
うおー。
赤ニンジャ早く戻ってこーい。
今日はここまで、
次回にご期待ください。