はい、ども。
法定速度。
を
守る気ないだろ道民。
はや!!早いよ!!
ガンガン追い抜かされていくんだけど!!
くっ!!
同調圧力に負けて俺もスピードを上げるか?
しかしそれではネズミ捕りに一網打尽にされてまう!!
ん?
急に遅くなった?
…………。
……………………。
警察おった。
…………。
………………。
……こわー。
北海道こわー。
道民のネズミ捕り察知能力に感心しながら駆ける。
日本最北の街、稚内市まであと150kmくらい?
北海道は広大な土地だ。
街から街への移動が長い分、交通の流れも速いのだろう。
道も一直線だしね。
俺が警察官ならあちこちで張るのになぁ。
入れ食い状態だと思うんだが……、なぜか道民は捕まってないんだよなぁ。
なんでなん?
そして、
今回目指すのは、
北海道の定番にして絶景……。
オロロンラインを目指す!!
日本海オロロンライン(にほんかいオロロンライン)は、北海道日本海側・石狩市から天塩郡天塩町までの国道231号・国道232号の愛称である。広義には、国道337号、国道5号、道道106号を含め、小樽市から稚内市をさす。国道231号および国道232号は留萌市で接続する。オロロンラインとも称される。
天売島に棲む海鳥であるオロロン鳥(ウミガラスの別名)にちなんだものである。オロロン鳥とは、ペンギンに似た姿をした飛ぶことよりも泳ぐのが得意な鳥で、「オルルーン、オルルーン」という鳴き声からオロロン鳥とよばれるようになったといわれる。
by wikipedia
赤ニンジャで駆けるようになり、
いつかはバイク乗りの聖地、北海道へ……。
その中でも勿論、
最北端宗谷岬は絶対に行きたい場所だが、それとは別にもう一つ、絶対に走りたい場所がオロロンラインであった。
いくぜ!!
対決 オロロンライン!!
く、曇ってますね……。
だが!!いい!!
逆にこのオドロオドロしい感じがいい!!
さらに北上!!
一直線に並ぶ風車!!
オトンルイ風力発電所!!
日本海からの風を受け、ぶるんぶるん回って大迫力!!
いったい何基あるんだ?
ずっと続いてる……。
さらに北上!!
シェルタードーム!!
オロロンラインは雨風を遮るものが何もない。
天候悪化時の退避場所として利用出来ます。
そして!!
ここを抜ければ!!
何もない。
何も
ない。
時折、車が通るがそれ以外は風の音だけだ。
地平線へと伸びる一直線の道。地平線なんて生まれて初めて見た。
感動で絶句しながら、
ふと、思い出したように……、
自撮るか……。
そう呟き、オジサンは、
ひゃっっはぁぁぁーー!!!!
ふおおおおおおおお!!!!
なにもねぇぇぇぇぇぇぜぇぇぇぇ!!!!
サイコーだぁぁぁぁ!!!!
ブゥゥン(一般通過車両)
………………。(何事もなかったかのように赤ニンジャの近くへ)
ふおおおおおおお!!!!
世界で生き残りは俺だけぇぇぇ!!!!
ブゥゥン(一般通過車両)
…………。(クールぶってスマホを見るふり)
あああああああああ!!!!
やっっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
ブゥゥン(一般通過バイク)
ヤエー!!!!
叫ばずにはいられない。
オロロンラインは最高の道だ!!!!
ははは。
赤ニンジャよ、俺達はこんな所にまで来たぞ!!
オロロンライン、攻略!!!!
ここを赤ニンジャで走れて本当によかった。
北海道は最高だ!!
さらに走り続け日本最北の街、稚内市へ。
函館からよくここまで走ったもんだ。
最終目的地の宗谷岬まではあと少しだが、
今日のところは近くの民宿へ。
民宿って初めて泊まるんだよなー。
どんな所かな?
お。ここかな?
バイクはとりあえずこの辺に止めて……、
フルバンク停車、と。
…………。
………………………。
さ!!
次はみんな大好き立ちゴケ回さ!!
今日はここまで、
次回にご期待ください。