はい、ども。
過去、
太平洋戦争。
その島は生体兵器、
毒ガスの製造を秘密裏におこなっていた。
びらん剤・血液剤・催涙剤・嘔吐剤などを製造し、
毒ガスの動物実験用にウサギが飼われていた。
やがて終戦し、
毒ガス関連施設処理の際に全羽殺処分された。
時は流れ……。
大久野島を観光地として売り出すため、島のマスコット的な存在として動物を入れようという話になり、
サルやシカなど検討された中でウサギに決まった。
そして1971年地元のある小学校で飼われていた8羽が放されて、それが野生化し繁殖した。
世界の侵略的外来種ワースト100に指定されるアナウサギは繁殖力が凄まじく、
2018年時点では900羽を超えている。
そんな黒歴史を抱えるウサギ島に、
しまなみ海道に点在する島の一つ、大三島から行けるらしい。
2020年のお盆ツーリングに来た時は灼熱の暑さであったが、
現在大晦日。朝で結構寒い。
寒いが、しまなみ海道は最高だぜ!!
数年に一度の強烈な寒波が来ている今回の年末。
それでもさすがは自転車の聖地!!
チャリダーがいるぜ!!
気合入ってんな!!
そしてやってきました。
盛港フェリーターミナル!!
時刻表。
この港はしまなみ海道と本州を繋ぐ船が出ており、
自転車(輪行袋不要)、バイク、車を乗せて移動が可能。
料金的に、車はしまなみ海道と同じくらいの料金ですが、
バイクはフェリーの方が安いです。本州まで30分くらい。
待合室。
赤ニンジャは港の駐車場に置いて、
大人の往復券で、620円。
ちなみにバイクは片道
自動二輪(750cc未満) 390円
自動二輪(750cc以上) 510円
きたー。
そんなに揺れないねぇ。
一応、酔止め薬飲んだけど、これくらいなら大丈夫だったかも。
うさぎ島、到達!!
島内は車バイク等は走れません。
レジャー施設があり、そこの従業員はいますが定住者は無く、無人島です。
レジャー施設にはキャンプ場もあり、バイクで島に来た場合は、
港の駐車場に置いて、キャンプ場までバスなり、歩きなりで向かいます。
島自体も小さく。
ふもとっぱらキャンプ場の方が大きいです。
そして、港に着いた瞬間から、
そこかしこに……、
おるやん。
ちょっとしゃがみ込んで、
おいでおいでするだけで、
寄ってくる……。
寄ってくる!!
モテモテだ!!
うさぎ島、攻略!!!!
よーし、よしよし。
ちょっとオジサン、エサ買って貢いじゃうぞ!!
あら……。
ごめんごめん。
エサ無かったよ。
(は?ひやかしかよ)
(あなたにはなんの興味もない)
(がっかりですよ)
……………。
…………………。
チタタプにして食っちまうぞ……。
島にはエサがありませんが、
盛港フェリーターミナルに100円で売ってました。
ウサギ島でキャンプ、楽しそうだ。
楽しい時間はあっという間。
うさぎと戯れていたら、もう船の時間だ。
あばよー!!
ただいま、赤ニンジャ。
よっしゃ!!
このまま四国大陸へと進むぞ!!
最強寒波がなんぼのもんじゃい!!
………。
……おやおや、雪が降ってきましたよ?
……おや?
道路の様子が……?
路面、凍結。
今日はここまで、
次回にご期待ください。