はい、ども。
大間崎。
本州の最北に位置する岬。
そんな最果ての地に、
本田さんの車に乗り、車酔いに耐え、やってきました。
彼は眼前に広がる海を見て、何を思うのか……。
運転疲れたけど、来てよかったー。
うん、そうだね。
まぐろ丼も食ったし。
うん、そうだね。
帰るか。
うん、そうだね。
この旅行は一泊二日なのである。
カツカツなのである。
しかし一泊なので、そこはのんびりとキャンプを楽しむ。
ここは前回、大間崎に訪れた際に利用したキャンプ場、薬研野営場だ。
まさか再びここに来ることになるとは……。
そして、
前回同様、雨ですよ。
ま、小雨だったんでそこまで気にはしなかったが、
なんと気温は16℃!!
涼しいを通り越して、肌寒い。
埼玉は35℃越えしてる昨今、青森の山の中は涼しいぜ!!
やっぱキャンプはこれくらいの気温が一番いい。
宴を始めたが、互いに寝不足で疲れていたんで、22時を待たずに就寝。
もはや、我が家で寝るよりテントの中で寝た方が熟睡出来る。
そして翌朝。
朝メシ、撤収をし、早々にキャンプ場を出発する。
なにしろハイシーズンのお盆だ。高速道路の渋滞を回避するのに早くから動いた方がいい。
が、
恐山……。
宇曽利山湖の湖畔にある恐山菩提寺は日本三大霊場の一つであり、9世紀頃に天台宗の慈覚大師円仁が開基した。
恐山は死者の集まる山とされ、7月の恐山大祭では、恐山菩提寺の境内でイタコの口寄せも行われる。
山中の奇観を仏僧が死後の世界に擬したことにより参拝者が多くなり信仰の場として知られるようになった。明治・大正期には「恐山に行けば死者に会える」「河原に石を積み上げ供物をし声を上げて泣くと先祖の声を聞くことができる」
恐山の三大不思議
夕刻に河原に小石を積み上げても翌朝には必ず崩れている、
深夜地蔵尊の錫杖の音がする、
夜中に雨が降ると堂内の地蔵尊の衣も濡れている。
by wikipedia
薬研野営場の近くに位置する恐山。
せっかくだからと、
ここまでせっかく来たのだからと、
行くことにしました。
恐山は午前6時から開山しているので、早朝から行くことが出来ます。
7時くらいに来たのに、そこそこ止まってる。
ちなみに駐車場は無料です。
2017年のお盆の時期に赤ニンジャで来たんだよなー。
懐かしいなぁ。
…ホムセン箱が初々しいなぁ。
今やステッカーを貼る位置が無いほどだもんなぁ。
そんなノスタルジックな気分に浸りながら、
恐山を巡る。
入山料 大人 500円。
やはり、神聖な領域は曇りの日がよく似合う。
温泉あり。
男湯、女湯、男女入替制、混浴の
4つの湯小屋があり。
小屋の窓を開けると、目の前が参道なので色々危険。
シャンプーボディソープとかない。湯舟と脱衣所だけ。
まだ誰も入ってなかった。
やや暑い白濁湯でした。
手水舎。
じゃ、行きますか。
地理でいう恐山山地と霊場恐山は区別される。
今回来た霊場恐山は山とついているが登山はしない。
感覚的にはハイキングに近い。
写真の社殿の脇に、
このような荒涼とした景色が広がり、地獄巡りが出来る。
それなりに広く、一周するのに30分から一時間くらいかかる。
昔の人は、この風景をあの世と言ったらしい。
順路はわかりにくく、迷いやすい。
しかし視界は開けているので、適当に外回りに周る。
本田さんが帰り渋滞しませんように、とか言ってる。
……その願いは届かない。
三途の川だ。
恐山といえば風車。
そしてシャーマンキングの聖地。
池は普通に水でした。当たり前か。
そして地獄巡りをした後に訪れるのは……、
極楽…!!
波が立たない無風状態。
浄化されていく気分だ……。
日本三大霊場と言われるだけあって、
なんか、こう、普通の湖とは違う何かを感じるような……。
やはり来てよかった。
恐山、攻略!!!!
じゃ、帰ろうか。
青森県に別れを告げ、一路、埼玉県へ。
東北道を南下!!
南下!!
南下ぁ!!
断続渋滞60km……。
ハイシーズン恐るべし。
こうなっては仕方ないので、ゆっくりゆっくり帰りました。
今回の戦利品。
恐山ステッカー、恐山売店にて売ってるよ。
俺は二年前に来たときに既に買ってるので、画像はそのときのもの。
今回の道の駅スタンプラリー。
東北版
よこはま (20 / 160)
2019年のお盆は台風10号の襲来でほとんど雨。
バイクに乗れない日々が続いた。
これは仕方ない。
無理して走っても危ないし。
しかし、東北道の渋滞にはまいった。
PAも満車状態で止まれないし、まいったまいった。
本田さんが帰り際に次は本州最東端だな。
とか言ってたけど、
本気だろうか?
あと、
助手席移動、超楽。
今日はここまで、次回にご期待ください。