はい、ども。
どうしてだ……。
どうしてこうなったぁぁぁ!!!!
(答え、キャンプ場に連絡してないから)
……数時間前……。
7月12日から15日かけて二泊四日で行われた、
日本海北上ツーリング、龍飛崎を目指せ!!ツーリング。
埼玉県を出発し、新潟県へ。
俺はついに青森県へと到達した。
青森県の日本海側の海岸線、国道339号線の小泊から龍飛崎までの区間は、
竜泊ラインと呼ばれ、ライダーなら一度は走りたい絶景道路だ。
海も良し。
山も良し。
まるで龍がのたうってるかのようなヘアピンコーナーの連続。
それでいて、視線を上げれば絶景と、
走りも絶景も。
竜泊ライン、ライダーが一度は走りたい道だった。
しかし、海岸線は信号もなく交通量もない。
どうやら、予定より早く進んでるようだ。
今日は優秀だな。
これならキャンプ場に連絡しなくても、
当日受付で済みそうだ。
(フラグが立ちました)
よっしゃ!!
龍飛崎まであと少しだ!!
龍飛崎(たっぴさき)。
表記には「竜/龍」及び「崎/埼/岬」という揺らぎがあり、竜飛埼、龍飛岬(たっぴみさき)などとも言われる。
海から1日中強い風が吹き付ける土地柄で、冬季でも降った雪が風に飛ばされ、深く積雪することは少ない。竜飛崎では、吹き付ける強風を利用して風力発電が行われている。
北海道の白神岬とは津軽海峡を挟んで19.5キロメートルの距離があり、地下を青函トンネルが通る。青函トンネルの着工開始から完成までの全工程における殉職者34名の碑が建っている。
by wikipedia
おお、デカい風車だ。
そろそろ龍飛崎だな!!
よしよし、まずは近くの道の駅でステッカーと到達証明書を獲得!!
そして、龍飛崎行く前に道の駅の隣のキャンプ場で受付を……、
で、こうなったの。
なんてことだ。
確かはちのすのキャンプ情報では17時まで受け付けのはず。
今は15:30だぞ?
15:00までに書き換えられてる……。
手書きで書き換えられてる……。
そっか、ネットの情報も完全なものじゃないものな…。
やはり、連絡をしておくべきだったか……。
はは。
はははは。
ホハハハフフフフヘハハハハフホホアハハハ
はははははは……!!!!
笑っとけ笑っとけ。
…あーあ。
ま、旅にはトラブルは付き物だもんな。
気を取り直して、
とりあえず龍飛崎を拝みに行きますか!!
ここ、竜飛崎シーサイドパークキャンプ場から
龍飛崎まで徒歩で行けるほど近いです。
新潟県から海岸線を北上し、
いよいよ終着点だ…!!
龍飛崎、攻略!!!!
眼前に広がる津軽海峡。
この下に青函トンネルが通ってると思うと、
人間の創造力に脱帽する。
そんな目には見えない海底のロマンに浸りつつ、
絶景を眺める。
大間崎と比べ、人気はないが、竜泊ラインといい、
充分に楽しめる場所だ。
はぁー。いい景色。
はぁー。今夜の宿どうしよ。
ひとしきり、黄昏たあと再び駐車場へと戻る。
駐車場にはトイレ、自販機、土産屋が並ぶ。
(なんかイカが吊るされ、ブルンブルンされてる……。)
ステッカーを探し、物色していると、
店員のお姉さんが話しかけてきた…!!
へぇー、埼玉から~。
は?下道で?
という、下道ライダーにとってご褒美のいつものやり取りをし、
サービスで
なんかくれた。
なんだったけなーこれ。
関東ではあんまり出回ってない代物らしくてな、
シャキシャキして結構美味かったんだよなー。
んー、忘れた。
また今度行くわ。
さらに階段国道というものがあった。
読んで字の如く、階段の国道である。
全国でここだけにあるレアもの。
下には何があるんだ?
ちょっと行ってみよう。
ちゃんと国道の標識もある。
下の道に出るだけだった。
なんか階段を歩いた者にしか見れない絶景でもあるかと思ったが……。
引き返そう。
うへぇ、登るのかぁ。
さらにこんなものも近くにあった。
写真の赤いボタンを押すと、
結構な音量で歌が流れます。
びっくりした。
今夜の宿どうしようと、
割りとマジで途方に暮れる。
龍飛崎の周りに民家はあるが、施設はホテルが一棟のみ。
さすがに高そうだ。
こうなれば、初の道の駅で野宿か?!
と、思い、先ほどのキャンプ場を通り過ぎる。
え待って、あそこにいるの管理人さんじゃね?
なんとかなりました。
管理人さんもいい人で、
は?下道?
てリアクションもいい人だった!!
竜飛崎シーサイドパークキャンプ場!!
テントサイト、地面硬し。
設営を試みたら、
テントが飛ばされました。
龍飛崎は風が強い!!
海に落ちる前に回収、あぶねぇ。
道理で他にキャンパーがいないと思ったぜ。
てわけで、
バンガローが空いていたので、そちらを利用!!
4000円で受付!!
ちなみにテント泊だと500円です。
薪や燃料は売ってません。自販機は先ほどの龍飛崎駐車場まで行かないとありません。
近くにスーパーもコンビニもないので、事前に買い出しは済ませましょう。
いいじゃん!!バンガロー!!
四人用の部屋かな?
IHかな?コンロあり、対応の鍋もある。
水道もあるし、電源もある。
寝具もあるし、最高だぜ!!
バルコニーもある。
なんて快適なんだ!!
バイクは駐車場へ。
バンガローにトイレはないので、キャンプ場管理室の隣にあるトイレまで来ないといけません。
写真真ん中の建物が管理棟。
バンガローから50mくらい。
段々になってる所はテントサイト。
コインシャワーもあるのですが、
先ほどの龍飛崎に一つだけあるホテルが日帰り湯をしてるので、そちらへ。
龍飛崎温泉 ホテル竜飛!!
通常の入浴時間 11:00~20:00 (受付終了 19:00)
小学生 300円 中学生から大人 500円 乳幼児 無料
内湯2、露天はないが窓ガラス越しに海が望める。
シャンプーボディソープあり。
はぁー、一時はどうなるかと思ったけど、
助かったぁ。
長湯して、体の芯まで癒される。
ホテル内の土産屋で冷えたビールを買い、(リゾート価格だが、しょうがない!!)
宴じゃ!!
カレーじゃ!!
焚き火はしないので(強風で焚き火は無理だと思う)、月を眺めながら月見酒。
いいキャンプ場じゃないか。
目の前海だし。
浜辺だし、夏場は海水浴とか出来るのかな?
今回の旅は、トラブルはあったけど、
とてもとてもいい旅だった。
翌朝、管理人さんカギを返し、
龍飛崎を出発。
また会う日まで。
帰りの東北道も降られることはなかった。
青森県から埼玉県へ。
東北道を始点から終点まで、
10時間ぐらい
約800kmを走り、無事我が家に帰還しました。
今回の戦利品。
龍飛崎ステッカー、津軽半島最北端の地 到達証明書、ともに道の駅 みんまや にて獲得!!
今回の道の駅スタンプラリー。
東北版
はちもり、みねはま、おおがた、みんまや、こどまり、ふかうら、村田。
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キャンプツーリング日程報告。
埼玉県の我が家を22時くらいに出発。
13日未明、日本海へ到達。海岸線を北上開始。
鳥海ブルーラインで久々の太陽を浴びながら、絶景道路をゆく。
14日 男鹿半島からさらに北上、最北端龍飛崎へ到達。
竜飛崎シーサイドパークキャンプ場にて宴。
15日 帰路。東北道を一気に埼玉県へと南下。無事帰還。
以上。
今回初めて利用したバンガロー、
意外に快適で良かったなぁ。
雨とか強風のときはバンガローという選択肢もありなのかも。
しかし、今年の梅雨は全国的に雨続きで大変。
洗濯ものは乾かないし、
バイクにも乗れないし、
だが、いつかは梅雨も終わる。
そして、夏が来る。
そしたら、また東北行こうっと。
でもサラッと書いてあるけど、
東北道縦断は結構ツライ。
今日はここまで、
次回にご期待ください。