はい、ども。
俺は今、なまはげ伝説が残る地、
今日も雨。
明日も雨。
明後日も雨。
そんな梅雨の時期、
東北地方の日本海側だけ晴れていたので、
そうだ。
日本海北上ツーリングをしようと計画し、
これから男鹿半島を出て、さらに北上しようと……、
寒風山に行きな。
……え?
秋田名物ババヘラアイスを堪能していると、
ババ(秋田弁で中高年の女性のこと)が語りかけてきた。
バイグで走んなら、寒風山け。
みんな行っとるよ。
……寒風山か……。
寒風山(かんぷうざん)
芝生に覆われた山肌と、近隣に障害物がないことから、パラグライダーが盛んに行われている。
世界三景と賞されるほど風光明媚な山として紹介したとされる。
世界三景とは、アメリカのグランドキャニオン、ノルウェーのフィヨルド、寒風山だと言われている。
2011年には、男鹿半島が男鹿半島・大潟ジオパークとして日本ジオパークの指定を受けた。寒風山はその中核をなしている。
by wikipedia
ついでに、
ババヘラアイス。
ババヘラは、主に日本の秋田県で露天販売されている氷菓の一種、およびその販売形態。「ババヘラアイス」とも呼ばれ、また一部地域では「ババベラ」とも発音される。
販売員を務める中年以上の女性(ババ)が、金属製の「ヘラ」を用いてコーンへ盛りつけることによる呼び名である。幹線道路そばやイベントの会場近くでしばしば見られる。降雪期を除いた春から秋にかけて販売されるが、一般には夏場に多く出店され、夏の秋田の風物詩となっている。
道路脇に立てられたビーチパラソルを日陰にして腰掛けた販売員が、頬かむりに長袖シャツという姿で、ドラム缶やミルク缶状のステンレス製保冷缶にアイスを収め、それを前に置いて販売している。客から注文を受けると、販売員は保冷缶の蓋を開け、ヘラを使ってコーンにアイスを盛る。缶の中にはバナナ味とイチゴ味の2種類が収められており、それらを交互に盛りつける。通常の盛り方は至って素朴なものであるが、まれに花のバラの形態に似せて盛る「バラ盛り」などの飾り盛りを巧みとする「名人のババ」も存在する。
2004年時点で製造販売業者は6社、販売員は約170人で、平均年齢は70歳を越えており、85歳の販売員もいる。40代から50代の「若手」販売員も少なからず居るが、主力は高齢者であり、呼び名の通りの状況になっている。
ただしイベント時などにアルバイトを雇うこともある。高校生など若い女性が売る場合は「ギャルヘラ」または「ネネヘラ」、それより年かさだがババと呼ぶには若い女性が売る場合は「アネヘラ」とも呼ばれる。
男性が売る場合は「ジジヘラ」「オドヘラ」「アニヘラ」と呼ばれるが、これは男子高校生のアルバイトや、販売員を送迎する運転手が販売を手伝っているケースである。
by wikipedia
名人のババに別れを告げ、
俺は男鹿半島を出る前に寒風山を目指すことにした。
郷に入っては郷に従え。
地元人の教えはネットの評価より価値がある。
――ところで、全く関係のない話だが、
寒風山(かんぷうざん)という名称を聞いて、
俺は真っ先に、
烈風斬!!!!
を連想した。
寒風山に行く途中のゴープロの映像を見てみると、
烈風斬!!!!
とか、ヘルメットの中で叫んでる。ヤバいコイツ。
烈風斬(れっぷうざん)。
アニメ ストライクウィッチーズにおいて、坂本少佐の必殺技。
ネウロイを一撃で倒せる。すごくすごいです。
ちなみに、
新作始まるよー。
いえーい。
さらに関係ない話だが、
俺のように訓練された人間は、なんとも思わないのだが、
何の訓練も受けていない友人の真一にストライクウィッチーズを見せたら、
…なんでズボンはいてないの?
…!!!!
(逆に新鮮だぜ!!その質問!!)
2008年のアニメ放送当時はそりゃ衝撃だったが、
2019年現在において、そんな質問をまだ…。
その後、彼には訓練を受けてもらい、
何も言わなくなった。
おっと、そろそろ寒風山だ。
かんぷぅぅざぁぁぁん!!!!
これはいい!!
実にツーリング向きな場所だ!!
ヤエー!!
ヤエー!!
ライダーのテンションも高いぜ!!
そして、やってきました展望台!!
ここの展望台には一風変わった仕組みがある。
最上階の部分が360°回転するのだ!!
よぉし。
行ってみるか。
大 人
・・・・・・
540円(税込)
小・中・高生
・・・・・・
270円(税込)
おお、回ってる。
ほぉー。
お。赤ニンジャが見えるぞ。
ふむ。
…13分で一回転するらしいです。
まぁ、
1/3回転くらいで飽きて、
普通に歩いて回ったんだけどね。
回転させる意味はあるのか…?
ちなみに屋外にも展望台はあり、そこは無料。
こっちでも充分いいね。
悪い子はいねがー。
寒風山、攻略!!!!
ババに教えてもらった寒風山、
絶景で最高のツーリングスポットだった。
そして俺はようやく男鹿半島を後にし、
再び日本海を眺めながら、海岸線を北上する。
また秋田県に来る日まで、
今回の戦利品。
寒風山ステッカー、寒風山回転展望台にて獲得!!
しかし、海岸線は本当に信号が少ないな…。
ん?
時計を見ると予想よりも結構早いペースだ。
この分なら、今日のキャンプ場へは
16時前に着きそうだ。
……。
…………。
別に予約しなくてもいいか。
当日受付で十分だろう。
(絶望のフラグが立ちました)
今日はここまで、
次回にご期待ください。