はい、ども。
カナブンおやびん!!
おうどうした新入り。
あっちにいいエサ場を見つけました!!
ほぅ、お前も一人前になったな……。
案内しますぜ!!
おい待て、そっちは道路だ!!新入りぃぃぃ!!!!
ぶぉぉぉおおおおん
バシィィイン…!!!!
あ いたー!!!!
てな具合に、この時期はムシムシアタックが発生しやすいので、
高速移動中はヘルメットのシールドは上げないようにしましょう。
そして今回のツーリングで三回ムシムシアタックを食らいました。
目に。
ツーリング行きます。
早朝、国道17号線を走る。
ここは17号線からちょっと外れた道。
今回目指すのは奥只見(おくただみ)樹海ライン(国道352号線)!!
枝折峠や奥只見湖沿い、そして県境付近で急カーブの連続した1 - 1.5車線程度の断崖絶壁に沿った狭隘な道が続き、俗に言う「酷道」の1つに挙げられている。
そんじょそこらの酷道は道を譲れ。
と言わんばかりの連続コーナー、約65kmにも及ぶ長い道のりは全てすれ違い困難。
樹海の名に恥じぬ秘境。民家など無い。
行くぜ!!
この時点でお腹いっぱいなんだけど。
新潟県までの下道移動ツライけど、高速代節約節約。
余談ですが、最近17号線の延長工事が終わり、関越の渋川伊香保ICまで一本で行けるようになりました。
下道ファイターにとって渋滞の市街地を避けられるのは嬉しい限り。
にしても暑い。
…ふぅ。
ガコッ(ヘルメットのシールド上げちゃった)
ぷぅぅぅん……、
ぴと。
うわ。
しまった、やられた。
道路脇に止めて、サイドミラーで虫を取り除く。
いたたた……。
目への攻撃はテンション一気に下がるな……。
はぁーあ。
ま、気を取り直して、
我が家を朝四時に出発し、現在七時。
暑い……。
背中をじりじりと焦がす灼熱の気温。七時の段階でこの暑さかよ。
早く山の中へ避暑しなくては!!
道の駅 中山盆地にて、休憩。
ここは絶景だな。見晴らし最高!!
道の駅スタンプラリーに挑戦中なので、道中、出来る限り道の駅には立ち寄って行きます。
各地特有のジュースが美味かったり、不味かったり。
道の駅 みつまた
鯉がいる。
ここでもスタンプを押そうとしたら、なんとここは新潟県!!
新潟県は北陸のスタンプラリーに属するので、関東、中部に続きさらに追加ミッション!!
でもこれ期限が2020年の三月三十日までに回れという時限イベント。
俺、基本週一休みなんだけど。
へぇ、普通は連休とか、あるんだぁ、へぇ。
ま、
道は広いし、交通量も少なめ、走りやすい。
バイクともヤエーを連発!!
奥にそびえ立つは八海山!!
この写真で伝わるだろうか、今すごく暑いです。
新潟県なら涼しいと思っていたが、埼玉県と変わらんね。
いよいよ奥只見樹海ラインへ入ります。
距離があるので事前に給油。
最初はどうということもない普通の道。
途中の分かれ道。
昔、ホワイトアウトというダムがテロリストに占拠されるという映画があってね。
奥只見ダムがモデルになってて、最初はそこが目的地でツーリングを考えてたんだけど、
バイクでは行けません。
奥只見シルバーラインはバイク走行不可。
路面ボコボコなうえに濡れているので二輪車は転倒する恐れがある、という理由からです。
いつか車で来てみたいものだ。
この別れ道を過ぎてから酷道が本気を出してきます。
低速コーナーの連続。
エンジンを切ると静寂。
人工的な音は何も聞こえない。
熊とか出てきませんように。
枝折峠、到達。
ここは雲海で有名な撮影スポット。
早朝とかに来て条件がいいとそれはそれは美しい光景が見れるそうな。
絶景だぜ。
ただクソ暑い。
朝買った特茶がお湯になってた。
はぁぁああ、暑いぃぃ!!!!
ガコッ。(またヘルメットのシールドを上げてしまった)
ああああもう暑いのにもうやめろよほんとに虫ほんとに暑いのにああああバルス。
はぁ、暑い、日陰もないし。
酷道以前に暑い。
寒いよりは暑い方がいいけど、ああイライラする。
それでも50km近くずぅっと低速コーナーを続けていると段々と楽しくなってくる。
後輪で地面を蹴り上げるような感覚。
コーナーリングってこんな気持ち良かったっけ?
ここのトンネル電灯なくて怖かった。
さて、この道の一つの特徴として、洗い越しというものがある。
道路脇から流れ出る湧き水が、
道路を流れ、
滝のように流れ落ちる。
ザバーッと通り抜けるのは爽快だが、バイクがあっという間に汚れる。
再び走り続ける。
たまにバイクとすれ違う。
この日、五台くらいバイクとすれ違いましたが、みんなヤエー返してくれた。
お互い走り切るまで頑張ろうという連帯感を感じる。
ついに福島県入り……!!
ゴールは目前!!
福島県側は道もそれなりに広く、直線も多く走りやすい。
東北地方の最高峰、燧ケ岳がよく見える。
走っていると一際大きい山があるので、すぐわかる。
おお、人が!!人がいる!!
ここは尾瀬や先ほどの燧ケ岳への登山口となる場所らしく、バスの発着場もあり敷地はかなり広い。
山奥なのに賑わってました。
そして、ここがゴール地点。
長かった酷道を走破してやったぜ。
でも達成感というか、暑すぎてダメだ。
リゾート価格な自販機で水分補給してベンチでしばらく休憩。
奥只見樹海ライン、攻略!!
ここからも燧ケ岳(ひうちがたけ)を望める。
ヤマノススメ、サードシーズンも始まったことだし、今度どっか登山してみるか?
道の駅 尾瀬桧枝岐にて休憩。
休憩ばかりしてるが、暑いから仕方ない。
エンジンも休めないとな。
ついでにスタンプ押して行くかー。
もう日本の道の駅、完全制覇を目指すことにする。
福島県は東北圏の道の駅カテゴリーなので、東北版のスタンプラリーを追加ミッション!!
お得なクーポンもついてくるので、お買い得!!
東北スタンプラリーは無期限のコースもあるので、社畜さんでも安心だね!!
さ、今度は南下して埼玉県まで帰って行くよー。
暑い。
赤ニンジャのSS特有の前傾姿勢でロングツーリングはツライって?
慣れだよ。
道の駅ってその土地の食べ物が売られてるから見るだけでも楽しいね。
これはトマト味のソフトクリーム。
暑さも相まって美味い。
鬼怒川公園岩風呂、到達。
ツーリングのシメはやっぱ温泉だよな。
受付時間
午前10時~午後8時30分(午後9時閉館)
入浴料
一般510円(日光市民は300円)
小学生250円(日光市民は150円)
幼児(小学校就学前)無料
内湯2、露天1、シャンプーボディソープあり。
お湯の温度は熱め。
のんびり癒される。
あとは今市ICから高速へ。
風呂上りで高速の夜風は最高に気持ちいい。
ガコッ(高速道路ではヘルメットのシールドは上げちゃダメ)
ジョジョ五部、アニメ化おめでとうございます。
すごいムシムシアタックだった。
夏場の日光宇都宮道路、虫の数ハンパじゃねぇぞ。
ぽつぽつぽつ……、て音が聞こえるから雨かと思ったら虫。
ひえー。
また夜だからヘッドライトの明かりに突っ込んでくるんだよなー。
気をつけよう。
蛾とか超ヤダ。
マジチョベリバ。
今回の戦利品。
今回の道の駅。
関東版
中山盆地、月夜野矢瀬親水公園、日光 (4/172)
北陸版
ゆのたに、南魚沼、みつまた (3/79)
東北版
たじま、番屋、尾瀬桧枝岐 (3/160)
完全制覇まで、まだまだ道のりは遠いな。
今日はここまで、
次回にご期待ください。