はい、ども。
ソロツーリングは全てにおいて自己責任。
言われるまでもなく、ソロで動くのだから行先も行程も自分で決められる。
自由気ままでいいじゃないか。
誰かと一緒にワイワイやるのも楽しい。
同じくらいソロで動くのも楽しい。
しかし、ソロは不測の事態が発生したとき助けてもらえない。
全て自分でなんとかしなくてはならない。
今回はそれを実感した苦難のソロキャンプツーリングであった。
ま。
それは、それとして……、
ゆるキャン△面白いよね。
これを機に、痛テントとか出てきたりするのかな。
そして、今回目指すのはゆるキャン△で出てきたキャンプ場、陣馬形山キャンプ場!!
実は前回の本州最東端へのツーリングで完全に燃え尽きてね。
ゴールデンウィーク後半戦は家でゆっくりしてようと思ったんだけど、
来ちゃった。
奥多摩。
陣馬形山キャンプ場は長野県にあるキャンプ場。
奥多摩を経由し、
くるまやラーメン諏訪店にて、昼飯。
そして、とある界隈で名を馳せている国道152号線へと突入する。
この道は長野県上田市から静岡県浜松市をつなぐ国道であるが……、
御覧の通り、途中で途切れている。
ここはツーリングマップルで日本のトンネル技術が敗退?!と実に物々しい感じで書かれている。
(俺の2017年版中部北陸ツーリングマップルには書かれてません)
いわゆる、
酷道の部類に入る。
今回はこの152号線の真ん中辺りにある陣馬形山キャンプ場で一泊し、そのまま静岡県浜松へと抜ける。
国道152号線、縦断ツーリングである。
未開通の場所は全面舗装林道でつながってるらしいので、縦断自体は可能だろう。
152号線を南下していると、杖突峠に到達。
リンちゃんが休憩してた展望台。
なかなかに絶景。
てか、ここまで来るまで結構な激坂だったんだが……、
原付であそこ走ったのか……、
さらに152号線を南下。
道も広く、快走路。
酷道エリアは多分、明日通ることになるのかな。
ループ橋がある。
伊那市に到達。
夕日がまぶしいぜ。
陣馬形山キャンプ場は周りに食料を調達する場所がないので、近くの街で調達する必要がある。
西友伊那竜東店にて調達。
そして、キャンプ場に入る前になんといっても温泉。
と、来れば……、
早太郎温泉 こまくさの湯、到達。
大人 610円
内湯3、露天1、水風呂、サウナ、シャンプーボディソープあり。
ここもゆるキャン△でリンちゃんが入った温泉。
癒される。
時間は丁度ピークの時で、お客さんがいっぱい。
湯舟で耳を澄ますと……、
ここ、ゆるキャン△で……。
しっとりカツセット、結構お得だよね……。
あの原付、燃費良すぎだろ……。
カレー麺、今俺の中でブーム……。
などなど、
巡礼者がいっぱい。
いや、地元の人かもしんないけど……。
俺はニヤニヤが止まらなかったよ。
そんなこんなで長湯していると、
寝過ごしたー!!
…わけではないけど、どっぷりと日が暮れる。
ここからアニメを忠実に再現することになる。
ヤバい、ヤバい!!
いくら陣馬形山キャンプ場が無料でチェックインアウトの時間が特にないといっても限度がある!!
あまり遅い時間にテント設営でうるさくしたら周りに迷惑がかかる!!急げ!!
ジューシー豚まんはさすがにねぇなぁ。
暗ッ!!めちゃ暗ッ!!
ライトを試しに消す。
真っ暗。
興奮してバイクの写真を撮ろうとバイクから降りる。
バイクを見失う。
くらい真っ暗。スマホの明かりがあったから良かったものの、自然の暗さをナメてました。
さらに暗いので看板を見逃し道に迷う。タイムロス。
ほんとにこっちの道であってるのか……。
不安になりながらも進行。
シカの群れを見送り、ついに看板を発見!!
陣馬形山キャンプ場、到着!!
※写真は翌朝のもの。
よかったー、着いて。
サイトには結構、人がいて明かりもあり、本当に安心した。
さて、サッサと設営だ。どっかいい場所は……。
あれ?
むしろ空いてるスペースがない?!
ここまできて野宿か!?
さすがは人気キャンプ場!!
いや、ここはフリーサイトだ。
きっとどこかに空いてるスペースがあるはず。
奥へ奥へと進んでいく。
すると一番奥?かな?
そこにテント一張いけそうなスペースを発見!!
しかも周りに人がいない!!ここにしよう!!
こんな時間だし、サッサと設営だ!!
あああああ!!!!
テントが飛ばされる!!さすが展望キャンプ場!!遮るものがないから風が強い!!
ちょっと誰かそっち押さえててくれ!!
ソロだと風が強いと設営大変。
風が強い所でテントを立てる時は、ペグを打ちつつ設営していきましょう。
これね、風対策してないとテントが飛んで山から落ちたり、人に当たったら大変だからね。
気を付けよう。
夜景は超綺麗。
さすがは展望キャンプ場、最高の眺めだ。
カメラを構えてる人も何人か見かけたし、俺もカメラ欲しいな。
写真集とかに載るような写真撮ってみたい。
多分、修羅の道だろうけど。
さ、時間もないし、メシメシ。
はい、1500円のカレー麺。
一応ね。二つ買ったよ。
うん。
わかる。
ないと思うけど。
念のため。
んじゃ、やっちゃいますか!!
あらへあいむひおっにほんまへほひあんはうぇア!!
このシーンなんて言ってるんだろう?
私、あの子と一緒にお酒飲みたかった!!
かな?
わからん。
時折、強い風が吹くがいいキャンプ場だ。
夜景と星空のコラボを見ながら、酒をあおる。
たまに聞こえる、他のキャンパーの声。
しかし騒ぐというよりも、静かに騒いでる感じでイヤじゃない。
無料キャンプ場は無法地帯になるとか言われてるけど、ここはきちんとマナーが守られてる印象だ。
風が一番うるさい。
テントの天井で、揺れるランタンを眺めながら、いつの間にか寝てた。
で、朝。
五時くらい。
振り向けば、車。
ここ駐車場じゃん。
どうやら駐車場のデッドスペースに設営してたみたい。
ササっと撤収!!
ほんとに眺めよかったなぁ。
山々も雲がかかってるが、絶景だ。
冬の雪が山頂にかかったくらいの時にもう一度来てみたい。
こっちがサイトか。乗り入れ出来ないのね。
冬季は水道は止まってます。
山荘あり。
いざというときはここに逃げ込め!!
トイレ。紙がないときもあるので持参で。
ぼっとん便所です。
お。奥に階段がある。
あれがリンちゃんがお茶した展望台だな。
…いいねぇ。
よっしゃ!!
じゃ、今日も元気よく走り出しますかね!!
悪い子はいねがぁぁ。
暗いと看板見落とすぜ。
じゃ行こう再び国道152へ!!
陣馬形山キャンプ場へは写真のような狭い道を通って行きます。
すれ違いはあまり発生するような交通量でもないですが、これはかち合ったら大変だぞ。
陣馬形山キャンプ場、ゴールデンウィークの混み具合は
夜に行くと設営する場所がないくらい困る。
いざというときは
駐車場で。
今日はここまで、次回にご期待ください。