はい、ども。
赤信号待ちをしている時、何をしてるかって?
ヘルメットの圧で髪がぺったんこにならないように、こまめにヘルメット脱いだり……、
タンクをペシペシ叩いてリズムをとってるよ。
え?
みんなやってるよね?
やってない?
あれ?ツーリング行こっと。
峠道を走る。
ここは埼玉県、秩父市を越えた先の国道299号線。
今日はマチャ、コウキと走る予定だったが、二人とも風邪でダウン。
ここ最近、気温の変化が激しいからな。
あ。安心して、
赤ニンジャおじさんは風邪ひかないから。
今回もソロで行きます。
今回、目指すのは長野県佐久市に位置する臼田宇宙空間観測所!!
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が誇る、64mパラボラアンテナを見て、宇宙に思いを馳せようというロマンティック企画。
酷道と名高い、国道299号線を駆ける。
なんかある。
展望ゼロの峠道を走っていると、看板が……。
恐竜王国とな。
恐竜か、恐竜といえば……、
恐竜惑星かな……。
アッケラ缶とか、当時めずらしいフルCGだったんだぞ。
え?天才てれびくん知らないの?
ま、これを見てピンとくる人は
こちら側の人間ということでね。
ちなみにこれが恐竜の足跡。
上の方にある三つの窪みがそうらしいです。
この壁の両脇に、
駐車スペースと、
ステゴサウルスがいます。
あいつの足跡か?
ここでは化石発掘体験が出来るそうで、結構にぎやかです。
詳しくは神流町(かんなまち)恐竜センターで検索。
で、進むと恐竜センターが見えてくる。
いっぱいいる。
さすがは恐竜センター、なになに展示場があるって?
行くに決まってるだろ。(入場料600円)
家族連れの中に果敢に飛び込むぜ。
化石に触れるって?
……さわさわ。
見た目通りの触り心地だ。
おお。
おおおお。
おおおおおお。
完全に博物館じゃねぇか。
これは、子供も恐竜好きな大人も楽しめる。
展示場内では劇場もやっていて、けっこう迫力あるアトラクションだった。
日本にも結構、恐竜いるんです。
当時はユーラシア大陸とつながってたからね。
化石とか売られてます。
櫻子さんは恐竜の化石にも興味あるのかな?
さ、恐竜センターを出発して、再びの峠道。
曇天な天気で標高をぐんぐん上げるものだから、雲の中に突入。
展望ゼロの十石峠に到達。
ここまでかなりの酷道だった。落石転がってたり、葉っぱが散らばってたり、
コーナーにグレーチングがあったり。
あー、怖かった。
バンク中にグレーチングを見つけたら、
終わったな。
って思うよね。
なんとか転倒しないように速度を落としたりして、事無きを得たけど、焦ったわー。
おっと時間が迫っている。
今回の目的地、臼田宇宙空間観測所に急がねば。
見学時間は10時から16時。
峠道を抜けると晴れてる。
雲で濡れた体が一気に乾く。よかった。
よし、時間的にも間に合いそうだ。
見えてきましたよ。
うおぅ。
でかいな。うすださん(アンテナの愛称)。
建設当時は最大のパラボナアンテナ。直径64m。
この写真じゃ大きさが伝わらないかな?
近くまで行ってみよう。
臼田宇宙空間観測所、攻略!!
さすがはJAXAです。
ちょっと、デカすぎて見切れる……。
ちょっとした展示場もあります。
無料だよ。
駐車場は10台くらい止まれるのかな。
バイクは余白部分にでも止めとこう。
2003年5月9日、打ち上げ。
同年11月28日、通信途絶。
その通信途絶を救ったのが、うすださん。
その後、
2006年6月13日、はやぶさは地球へ大気圏再突入。
世界初のサンプルリターンに成功。
およそ60億kmの旅。
宇宙って、すごいなぁ。
そして、今も、
うすださんが上を向いてるってことは、宇宙に向かって、
何かしてる(ざっくり)。
ちなみにうすださんはJAXAの宇宙科学研究所(神奈川県相模原市)からの遠隔操作がメインだそうで、
ここには白衣を着た科学者とか、
狂気のマッドサイエンティストはいない。
結構、打ち上げてんなー。
人類の宇宙への挑戦は続く。
ふーむ。
むむむ。
ダメだ。見切れる……。
でかいよ、うすださん。
カメラアングルをあれこれ考えていたら、閉園時間。
うすださん、微妙に動いてました。気のせいかもしれませんが。
今回のツーリングは太古の恐竜時代と最新の宇宙科学と、
ロマンチストおじさんにはたまらない旅だった。
さ、いつものように下道で帰るとしよう。埼玉まで。
市街地の抜け道を覚えつつある赤ニンジャおじさんでした。
今日はここまで、次回にご期待ください。